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特異に見える文字のために、謎の暗号・全く違う言葉のように思われがちですが、韓国語は世界中の言語の中で、最も日本語に近い言葉です。
英語は語順が違うし、単語を選ぶ感覚も、丁寧さを表す表現も全く異なるので大変ですが、韓国語は日本語と語順がほぼ同じ、敬語などの感覚も似ています。
そのため、日本語で文章の下書きを書いたら、単語を韓国語に入れ替えるだけでほぼ問題ない形で文章が完成します。
そんな言葉は世界でも韓国語だけです。推しが韓国人で、ラッキーですよね!
例文1:私 は 日本人 です
主語 | 助詞 | 名詞 | 助動詞語尾 |
---|---|---|---|
私 | は | 日本人 | です |
저 | 는 | 일본인 | 입니다. |
チョ | ヌン | イルボンイン | イムニダ |
例文2: 私 は (名前) の ファン です
主語 | 助詞 | 名詞 | 助詞 | 名詞 | 助動詞語尾 |
---|---|---|---|---|---|
私 | は | (名前) | の | ファン | です |
저 | 는 | (名前) | 의 | 펜 | 입니다 |
チョ | ヌン | (名前) | エ | ペン | イムニダ |
例文3:(名前)が 最高 の 歌手 です
主語 | 助詞 | 形容詞 | 助詞 | 名詞 | 助動詞語尾 |
---|---|---|---|---|---|
(名前) | が | 最高 | の | 歌手 | です |
(名前) |
가 |
최고 | (의) | 가수 | 입니다. |
(名前) |
ガ |
チェゴ | (エ) | カス | イムニダ |
※「が」は前の名詞にパッチムがない場合「가」パッチムがある場合「이」です。
このように、パッチム有り無しでくっつく文字が違うことがあります。
※「の」にあたる「의」は省略されることが多いですが、省略しなくても間違いではないです。
例文4:私 が 好きな 歌 は (曲名) です
主語 | 動詞 | 形容動詞 | 名詞 | 助詞 | 名詞 | 助動詞語尾 |
---|---|---|---|---|---|---|
私 | が | 好きな | 歌 | は | (曲名) | です |
제 | 가 | 좋아하는 | 노래 | 는 | (曲名) | 입니다. |
チェ | ガ | チョアハヌン | ノレ | ヌン | (曲名) | イムニダ |
どうですか?なんとなくつかめてきたでしょうか。
活用形は、覚えることがたくさんあるのですが、少しずつ文法テキストなどで勉強しながら、いろんな表現に接していけばだんだん身について行きます。
ハングルの文章は、日本語でいうと全部ひらがなorカタカナで書いているようなものなので、全てくっつけて書くと意味がわかりづらくなります。
なので、適宜「分かち書き」という空白スペースを入れます。
私は | ○○の | 最高の | ファンです
저는 | ○○의 | 최고의 | 팬입니다.
チョヌン | ○○エ | チェゴエ | ペンイムニダ
↑|(縦線)は実際は空白です。
「私は」の「は」など、助詞は分かち書きしません。
基本的には、日本語の文節とほぼ同じなのですが、これまた若干例外もあります。
例文などを書いていくうちに、大体の感じはつかめる思うので、細かいことまで完璧にしようとせず、文章を書いていってください。
韓国語の能力試験などでは分かち書きはシビアに採点されますが、ファンレターの場合は意味が分かればいいです。
けっこう韓国人もテキトーだったりわざと分かち書きしなかったりぐちゃぐちゃです😅
韓国語をコピペで翻訳機にかけてもちゃんと訳されない原因でもあります。
尚、日本語の「、(点)」は韓国語だと「,(コンマ)」ですが、日本語みたいに点をいっぱい打ちません。
これも、韓国語テキストや韓国人の書いた長文などを見てだんだん慣れていけばいいと思います。
以下の韓国語の文を作って実際に書いてみましょう。
例文1~4の中にある単語を使えばできます。
○○は自分の推しの名前で、ハングルがわからなければ今の段階ではカタカナで書いてOKです。
問題1:私が好きな歌手は○○です。
問題2:日本人の私が好きな曲は○○です。
日本語と同じ感覚で単語を入れ買えれば文章は作れます。
ところが実は、何事にも例外があり、日本語の単語置き換えでは不自然な文章や、表現できないものもあります。
やればやるほど難しくなっていく、これが語学の奥深いところです。
ただ、初心者のうちは、ネイティブにとって不自然でも、意味が通じれば十分です。
逆の立場で、外国の人がちょっと不自然な日本語で、一生懸命話す姿はけなげで可愛いくないですか?
恐れず書けよ、書けばわかるさ👊
日本語には「やって見る」「やって置く」などの表現がありますよね。
英語に訳す場合、「やって+みる」を「do look」等とは言いません。何かをしてから見るわけではないですから。
「try」とかになるのかな?全く違う感覚で文章をつくらないといけません。
ですが韓国語にする場合、やってみるは「해보다(ヘ・ボダ=やる+見る)」
やっておくは「해 두다(ヘ・ドゥダ=する+置く)」など、日本語と同様に直訳できます。
100%全てというわけではないですが、日本語そのまま直訳できる表現がかなりあります。
そういう発見をいっぱいしてみてください、楽しいですよ。
当サイトの目的は、推しにファンレターを書くことです。
推し本人がタメグチにしてほしいと希望している場合でもない限り、どんなに年下でも敬語で話すべきだと私は考えますので、当サイトでは丁寧語での表現を紹介しています。
で、韓国語の丁寧語の語尾には、2種類があります。
文法書によっていろいろな呼び方になっていますが、当ブログでは「ハムニダ体」と「ヘヨ体」という呼び方を使います。
합니다(ハムニダ)体は「ニダ」とか「ニカ?」といった語尾で終わる文体です。
おそらくニュースなどで聞いたり、ネットで目にしたことがあると思います。
韓国のKBS(国営放送)などのニュースキャスターさんも、ハムニダ体を必ず使っています。
北朝鮮の例のアナウンサーさんも、ハムニダ体ですね。
とても丁寧な言葉で、かしこまっています。
初対面の人やファンカフェでの書き込み、目上の人には「ハムニダ体」を使うと良いです。
ちょっと顔見知りになったり、ファンレターを何度も書いていると、逆に丁寧すぎて少し距離感を感じてしまうかもしれません。
해요(ヘヨ)体は「~ヨ」で終わる文体です。
「~セヨ」という語尾を聞いたことがあるでしょうか?
「ハムニダ体」ほどかしこまっておらず、それでも丁寧語には変わりない、優しい印象の語尾です。
私はファンレターに使う文体は「ヘヨ体」中心がいいと思っています。
今後の記事で書いていく例文も、主に「ヘヨ体」で書いていきます。
理由は、
「ハムニダ体」だとちょっと固い、よそよそしい
丁寧に越したことはないのですが、丁寧すぎる言葉は時に距離を生じます。
ファンレターの場合はもう少しソフトになっていいのではないでしょうか。
肯定文と疑問文の変化を考えなくていい
「ハムニダ体」は、肯定分が「ニダ」、否定文が「ニカ」で変化しますが、「ヘヨ体」は語尾のイントネーションを変えればいいだけ。
名詞の語尾にヨをつけ、文章の場合は「?」をつけるだけなので楽です。
例)「ソウルヨ?(ソウルですか?)」「ソウルヨ(ソウルです)」
活用に困ったら「ヨ」さえつけておけばOK
実は、「ヘヨ体」は単語の活用が少し複雑なものもあるんですが、それがよくわからなくても、とりあえず単語にそのまま「ヨ」を付けとけば丁寧になるという便利ワードです。
韓国人も、日常会話で活用せず「ヨ」だけをつける文章を普通に作ります。
あくまでも、私の考えなので、ハムニダ体のほうがしっくりくる、わかりやすいという方そちらをお使いいただいてももちろんOKです。
また、ハムニダ体とヘヨ体を混ぜた文章を、韓国人も普通に作ります。ただし試験では統一しないと×です。
ヘヨ体の例文
チョヌン ○○ルル サランヘヨ
저는 ○○를 사랑해요
私は ○○を 愛しています
長々と書きましたが、とりあえずことだけでも軽く知っておけば、例文を使って、必要があれば単語を入れ替え、オリジナルの文章を書くことができます。
多少の不自然さは気にしなくていいです、文法の勉強はゆっくりやっていくことにして、ぜひ最初のファンレターを仕立ててください!🙋