Class101+の韓国サイトで受講できる透明水彩人物画の講座がめちゃめちゃ私にフィットしました。
Class101+韓国版
Class101+ は月払いまたは年払いで見放題のオンライン講座です。主体が韓国なので韓国の先生の講座が多く、韓国の絵柄が好きな私には本当に最適なサイトです。
韓国の先生の講座でも、日本語字幕がついて日本で受講できる講座もたくさんあるのですが、設定を韓語にすると日本サイトでは公開されていない講座もあるのです。
今回はそんな中から、ダヘ先生の『섬세한 붓터치로 종이에 물드는 자연스러운 인물수채화(繊細な筆タッチで紙に染まる自然な人物水彩画)』を受講した感想です。
超おすすめの水彩人物画講座
結論から言うと、私にとっては最高にぴったりの講座でした。
基本的には透明水彩なんですけど、朱色系の色鉛筆と、コピックマルチライナーを使ったミックスメディアです。これがほんとうにイイ感じに仕上がります。
リアルさとイラストチックさの絶妙な感じ。
飽きることなくたくさん実習できる
この講座のいいところは、毎チャプターごとに一作品仕上げていくところ。時間もあまりかからないので集中力が続かない私にはすごく合ってました。
一般的な講座は、最初に形の練習、顔の比率、などなど基礎練習が多くて早く実践したいよ~となってしまうのですが、この講座の場合、基礎練習は最小限で、実際にイラストを仕上げながら、合間合間にパーツの理論をはさんでくれるのが良かったです。
↑先生から提供されたリファレンスをもとに私が描いたものです。
似てなくても全然気にならない仕上がり。
線もガタガタ、髪の毛もだいたいでOK
いろんな講座を受けてきて、これまでは髪の毛を一本一本描くなどとても大変な(つまらない)思いをしたり、線を勢いよく綺麗に引けと言われてもできないよ~となっていたんですが(でもそういう講座はそれで素晴らしい講座では違いないですよ)
この先生の絵柄の場合、線はかなりガタガタ、迷い線、継ぎ目だらけ、髪の毛もなんとなーくぼやーっと塗るだけで、でも不思議、なんとなく素敵になっちゃうからすごい。
このフリー素材のモデルさんよく見ますね(笑)
こういう描き方でもいいんだ~という、すごく安心感を得ました。
ちなみに↑はケント紙(オリオンバロンケント)で描いています。ケント紙は透明水彩に向かない、と思っていましたが、ケント紙による水彩のにじみ境界もまたいい味を出すということもわかりました。
失敗しても問題ない~
いろんな水彩紙を試していて、苦手とするヴィファール水彩紙細目でも描いてみました。
撥水コートかって言うくらい水をはじくんですよね。
下絵は朱色鉛筆で描いて・・・
色を置いたらどわわわ~~昔の私なら同様していたところですが、慣れたので大丈夫、全然問題ないぜ。
乾けばにじみは気にならなくなるのですが、顔を描いていたら唇がなんか嫌な感じに・・・
でもこっから挽回できます!
リフティングで絵の具を溶かしてリカバリー。口は意外と大きいのです。
ヴィファールが撥水加工が強いからこれができるのかもしれません。紙の中に染み込まないから。
(逆に上からグレージング:重ね塗りみたいなことしたいときは無理ですけど)
なんとか自分的に納得いく印象に仕上げられました。
よく見ると結構いい加減、だけど絵になってる。描いてて嬉しくなります🤭
リファレンスがなくたって描ける、好きな顔に描ける
ボーイッシュな感じのリファレンスを描いたらちょっと納得がいかない感じになってしまいましたが・・・(目が離れすぎたか😅)
リファレンスがなかったり、いろんなリファレンスを合体させたり、自分の好きなファッションやテーマでも描く方法も学びました。
細かいところを気にせず、時間をかけずに描くことができるのでストレスがなく楽しんで受講できました。これが日本サイトで公開されてないのがなぜなのかな~、
先生のインスタアカウントを見るに、最近アナログ絵を描いてなくて、デジタルイラストを描かれているからかもしれません。(私の憶測)
とにかく、もしも興味があるのでしたらぜひClass101+を覗いてみてください。
韓国語ができなくても、日本語の自動翻訳がつくので大体わかるとは思いますが自己責任で。。。
あと、キットも日本への発送はされませんのでご了解を。
結構自動翻訳の日本語だと変に訳されて意味不明なことはあるんですけどね。
私は韓国語だいたいできるのでほぼ大丈夫です・・・おっとまたマウントをとってしまった😁
後日、私のイラストが劇的に変わった!
ダヘ先生の講座で学んだ手法でいくつか韓国女優・俳優さんを描いてみました。
誰かわかるかな~?やっぱり愛が絵に出るね🤣