サーバとは

どんなサイトも、サーバの中に入っていて、世界に公開されます。
ご自分のパソコンの中にあるわけではないのでまずはそれを理解しましょう。

正確にはウェブサーバといいますが、ここでは略してサーバと言います。

専門家になるのでないかぎりサーバとは？を全て理解する必要はありません。
ここでは、実社会を例にとってだいたいの感じでつかんでおきましょう。

レンタルサーバはこんな見た目のものです。（実際とは異なります）

棚のようになっているところに、平たいコンピューターがたくさん差し込んであります。
この中のサイトなどのデータを世界に公開する設定になっています。

※普通のパソコンもサーバーにして世界に公開することは可能です。
ただし、電気代がかかりますしメンテナンスが大変ですので、普通はレンタルをします。

サーバは、サイトの入れ物で、ご家庭のパソコンと違うのは、外部から中身が見られるかどうかです。
サーバは世界中にたくさんあります。

サイトはアプリのようなもの

WordPressを含むブログやホームページは、『ファイル』で構成されている『アプリ』です。
スマートフォンにアプリをインストールするように、サイトはサーバにインストールします。

サーバに入れなければ、だれもサイトを見ることができません。
ご自身のパソコンの中は、特に設定をしない限り外からは見られなくなっています。

難しいので、まずはサーバーを賃貸物件だと思ってみてください。

（なんとなく似ていませんか？）

レンタルサーバーは何もない部屋だけ貸してもらうイメージ。
ここに自分でWordpressをインストールします。

レンタルブログはいわば居抜きの物件。（内装・家具などがすべてある状態で賃貸される物件）
すぐにブログが始められる状態ですね。

レンタルブログの場合は、無料で貸してもらえる代わり、大家さん（運営会社）の広告があったり、いろいろな制限があったりします。

※ご自分のパソコンをサーバにする場合はご自宅で自営業をするような感覚でしょうか？

全てのコンピュータは、正確にアクセス（見つける）ことができるように、世界に一つの数字の組み合わせでアドレスが決められます。

123.123.123.123 といった数字です。

ただしこれではわかりづらいので、わかりやすく文字をあてがったのがドメインです。

example.com を 123.123.123.123 に割り振るという設定をします。

もしも、サーバを引っ越して 456.456.456.456 というコンピューターにデータを移したら

example.com を 456.456.456.456 に設定しなおせば、OK

まったくデータの内容が同じなら、お気に入り登録している人は、引っ越したことに気づきすらしません。
（引っ越しに時間がかかりますので、その間は古いサーバと新しいサーバを行ったり来たりします）

設定のしなおしはすこし複雑なので、詳しくは割愛しますが、サーバ会社では簡単な設定画面を用意してくれていますので心配は無用です。

無料は少なく、安定していない場合が多く、有料だと快適です。
高ければ高いほど良いとも言えますが、月額1000円も出せば商用利用も大丈夫なレンタルサーバが借りられます。

無料レンタルサーバに、Wordpressをインストールするのが一番よさそうな気がしますが、実際にやってみると不具合が多発します。
あくまで練習用ととらえ、長期運用はあまり現実的ではないようです。

サーバとは、サイトを入れる受け皿で、サーバにサイトを設置することにより全世界に公開が可能になります。
ドメインを取得すれば、サーバを引っ越しても、アドレスは変わりません。
WordPressをやりたい場合、ドメインと有料サーバをレンタルすると、快適になります。