次から次へと子供から求められる参考書や問題集を買い与えていたら部屋がカオスになっていました。
受験生の部屋が参考書・問題集で汚部屋に
時期は高校2年生から3年生になる間の春休みです。
高校2年の冬休みに京大を受験すると決めたので、慌てていろいろと買い集めていたところです。
地方の公立の中堅学校(田舎の進学校)なので、学校側にノウハウも少なく、手探り状態でした。
あっという間に参考書だらけに・・・
いったん全部取り出す
こうなってしまっては集中力がそげますのでいったん全部ベッドの上に取り出しました。
科目別に整理、今やるものを本人に選ばせる
全部取り出したものを科目別に分け、一科目ずつ”受験生本人に”どれをやるか選ばせます。
そして今やらないやつは、目につかないところにしまうことにしました。
現代文
京大の国語は癖が強すぎるので、理系の人間が高得点をとろうと思うのは無理。得点は50%も取れれば御の字です。
『最強の現代文』と、『ことばはちからダ!』を残しました。
まずは基礎として簡単なものをひとつだけ
追加でキーワード集をひとつだけ選びます。
古文
逆に古文は点がとりやすい、この部分で点を稼ぎます。
とはいえ、子供は古文もあまり得意じゃない。基礎として『超基礎固め古文教室』
そして単語集として『重要古文単語』を残し、
基礎固めが終わったら『マーク式基礎問題集古文』をやることに。マドンナ古文は好きになれないので処分しました。
漢文
漢文はまず『三羽の漢文』をやることに。
漢文は基礎さえできていれば満点も可能です。
数学
数学はまず学校の教科書でやる『チャート式』をしっかりすることにきめました。
京大数学も途方もないため、どれを”捨てる”かを見極めます。
英語
英語はセンター対策は過去問のみ、京大の英語については『Z会の通信教育 京大コース』をやりながら、赤本をすることに決めました。
↓資料の情報だけでも結構役立ちます
理科(化学)
学校の勉強を中心にして、まずはセンターの過去問対策から手をつけました。『炎化学』は学校の先輩からいいよといってもらいうけたそうですが簡単すぎたそうです。
理科(生物)
理科は生物で受験、『センターはこれだけ』をまず完璧にします。この参考書は本当に良かったそうです。京大生物は赤本がないので、基礎固めをしっかりするしかありません。
東大生物の赤本を買いはしましたが、出題傾向がだいぶ違ったそうでほぼやりません。
幸い生物は得意だったようで、満点近くとれました。
社会(日本史)
日本史はセンターだけなので特に参考書は今の段階では使わず、学校の教科書をしっかりおさえることにしました。
センターは満点でした。
参考書の類は、まずやるものだけを目に付くところに
本や参考書はついつい増えてしまいがちですが、全部いっぺんにやろうとしてもできるものではありませんし、うんざりして集中力をそぐ原因にもなります。
増えすぎてしまったら、いちど全部本棚から外に出し、今やるものだけに厳選して、あとは目につかないところにしまってしまいましょう。
やっている参考書が終わったら、本屋に行く代わりに隠した参考書から探します。
難関大学だと心配になってあれこれそろえてしまいましたが、結局しっかりやったのは限られた冊数でした。それでも十分合格できましたので、心配しないで、できるものからきちんと勉強してもらいましょう。
※追記:一応この記事の信頼性を担保?するために結果を書いておきます。無事現役で合格しました。