学校選びのポイント

学校選びのポイント

看護師になるために、どの学校を選ぶのか。

看護学校を選ぶポイント

 

看護学校を選ぶポイントは以下のとおりです

 

学費

どこに入っても国家試験の受験資格は得られますので、安いに越したことはありません。
県立、市立などの公立は、税金で学費をまかないますので、当然安いです。

 

ただし、その分、競争率は高く、現役新卒の勉強の得意な学生との戦いになりますので、合格は容易ではありません。
また社会人入試制度があっても、その基準は現役高校生の一般入試よりもさらに厳しい選別をされます。
かなりの社会経験を実証するもんがないと、厳しいといってもいいでしょう。

 

私立は、かなり高額になりますが、合格の容易さは公立に比べてぐっと上がります。
こう書くと支障がありますが、学費が高いほど、簡単という式がなりたつかもしれません。
奨学金の可能性がありますので、お金の用意できる範囲で、合格できるところを狙いましょう。

 

市立などの難しい学校にチャレンジするのももちろん価値がありますが、後がない場合、多少お金は前借りしてでも確実に入れるところを狙うのも現実的です。

 

場所

合格したはよくても、通い続けるのが大変なのが看護の学校。
近く通い易いほどいいに越したことはありません。
実家から通えれば、アパート代や生活費もかかりません。
多少親とケンカし、いづらくても、月に10万以上浮くなら我慢です。

 

場所的に近くても、交通の便がわるかったり、距離があっても電車の乗り継ぎがいいところなどもあります。
通いやすいのはモチベーションの維持にも大変大変重要なポイントなので、しっかり調べましょう。

 

合格率

 

入学試験の合格率、つまり競争率と、国家試験の合格率の両方をチェックします。
ただ、合格率は余程のことでない限り、大差はないと思いますので、まずは入学できることを考えましょう。

 

入学の競争率は、少ないほうがいいと思いがちですが、そうではありません。
実際、競争率が2倍のところと6倍のところを受験して、6倍のほうだけ受かったという体験談もあります。

 

ただし、社会人入試の競争率と合格者の数は重要です。
10倍以上の競争率で、実際の合格者が3人など極端に少ない場合、社会人入試は相当な難関だと思われます。
よっぽどの社会貢献をしたような業種やキャリアのある人材でないと、まず合格しないと思っていいかもしれません。

 

評判

どんな学校でも100%いい評判だけということはありません。
ちょっと検索してみれば、あの学校は最低、などと退学者とおもわれる人が不満を吐露している掲示板なども見つかります。

 

すべて事実ではないかもしれませんが、実際の体験である可能性もあります。
また、悪い書き込みが、多ければ多いほど、問題がある学校なのかもしれません。

 

人は不満なときに書き込みたくなるものなので、どうしてもネガティブな声のほうが大きく目に付く傾向があることも事実です。
しかし、入学してから、すべてがバラ色と思うと、期待がはずれ、やる気が失われてしまうかもしれません。
こういう悪い側面もあり、それを踏まえて覚悟して、学校を選べば気合も変わってきます。