看護師になるには、まず看護学校へ入学しなければなりません。
28歳で看護師を目指す
20代後半、職歴なしで看護婦を目指すためには
20代後半で、看護師を目指すとなると、高卒現役生が受験するよりも、道が厳しくなるのは仕方がありません。
長年勉強からは遠ざかっていますし、現役新卒のほうが優遇されるのも現実です。
かといって、全く道が閉ざされているわけではありません。
筆者の弟は、男でありながら(弟なのだから当たり前ですが)32歳で看護学校に入学し、35歳で国家資格を取得、現在は無事に病院で勤務しています。
30という年齢がターニングポイントなのと、看護の世界に置いては圧倒的に女性が有利ということもあり、20代女性のあなたはまだまだかなり有利といえます。
多くの看護学校では、社会人入試制度を積極的に取り入れています。
勉強で不利になりがちな社会人に、学科試験を免除し、面接や小論文など、筆記試験のハードルを下げるようにして、社会人が受験しやすいようにしてくれています。
ですが、病院や学校側で、なぜ社会人を受け入れるのかを考えてみて下さい。
社会人であることの優位性は、高校生にはない豊富な社会経験であり、大人、オトナ、であるということです。
職歴がない場合、学校によっては書類ではねられる場合もあります。
公立の看護専門学校などでは、給与明細などの提示が義務付けられている場合がありますので、勤務経験のない者には社会人入試の資格がありません。そういう学校を目指す場合は、一般学生にまじって受験し、点数で競うしかありません。
ただし、私立の学校によっては、社会人の基準が「家事手伝い」や「アルバイト」「ボランティア」「主婦」の経験でも良いというところも多々あります。
募集要項をよく確認し、自分にも受験資格がある場合、社会人入試も挑戦してみる価値があります。