看護師の現実

28歳女、看護師になるには

看護師という職業について

看護師という職業の現実

 

看護師のイメージ

 

看護師は白衣の天使という言葉はよくいわれます。

 

奉仕の精神を忘れず、患者さんに尽くす、まさに天使のように尊敬されるすばらしい職業。

 

不況に影響されず、就職には事欠かない。女性のが働ける他の職業に比べて、高給ということもいわれています。

 

お嫁さんに欲しいという男性や、そのご家族も多いでしょうし、親や親戚も看護婦になるといえば喜んで応援してくれることもあるでしょう。社会的イメージはたいへん良い。

 

看護師のデメリット

 

しかし今でこそ高収入で安定した、魅力的な職業としての良いイメージがありますが、一昔前は3K(キツイ・キタナイ・キケン)の代表的な職業だともいわれていました。

 

患者さんの下の世話などの汚い仕事もやらなければなりません。

 

そして、死を前にする無力感、命を預かる責任重大な仕事。

 

医療ミスで看護師が患者さんに訴えられるというニュースも耳にします。

 

またウイルスなどの感染の危険にも常にさらされています。

 

就職に困らないということはつまり、常に人材不足だということです。

 

休暇はとりづらく夜勤があるため、生活リズムをとるのは大変です。

 

決して楽で高収入でないことは、誰でもわかることです。

 

看護師のメリット

 

それでも看護師を目指すあなたは、様々なデメリットを超えたメリットが見いだせた方なのでしょう。

 

一度取れば一生使える資格でもあるので、結婚して一度は家庭に入っても、子育てが終わってからもう一度職場に復帰するのも、他の職業に比べて断然容易です。

 

また、人材不足ということもあり、今では職場である病院などの福利厚生や労働環境の改善も進んでいます。

 

子育て中の看護師に託児所を用意したり、夜勤を減らす、または日勤だけにするなどの配慮があるところも多くなっています。

 

そして何よりも人に感謝されるというやりがい。それは何にも代えがたいものがあるのではないでしょうか。