体調不良のため長らくお休みしていました、過去をさかのぼって更新していきます。

岐阜県美術館にルドンを見に行ってきました

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かつて足しげく通っていた、岐阜県美術館に400年ぶりくらいに行ってきました。

岐阜駅前

岐阜と言えば駅前に信長ドーン。

岐阜県美術館

晴天のとてもいい天気。平日だったので人もあまりいません。見慣れた庭のモニュメント・・・

そういえば、この建物の外観もデッサンしたことあったことを思い出しました。

絵はほとんど全部捨ててしまったんですよね・・・

入口、ちょっとご無礼して・・・

岐阜県美術館といえばルドン

岐阜県美術館といえば、世界に誇る?フランスの象徴主義の作家、オディロン・ルドンのコレクションで知られています。

今回、久々にここを訪れたのは、『ルドンの色』と題して、ルドンの油絵とパステル画の収蔵コレクションを特集する展示があったからです。

ルドンは、不気味な一つ目小僧などの木炭画や版画でも知られていますが、一方、鮮やかな色彩を使った花や象徴的な絵でも評価が高いです。

私は、学生時代にこの岐阜県美術館で見たルドンの絵、そしてクレーラーミューラー美術館で見たキュクロプスの色使い感銘したのですが、いつしかそれを忘れ。。

流れ流れて再び絵筆をとるようになったのですが、ちょうどゴッホ展でキュクロプスと再会。改めてルドンの絵をじっくり見てみたいと思っていたところでした。

お目当ては『神秘的な対話』

ただ残念ながら、常時ルドンの絵が全て見られるわけではないんですよね。今回はカラーの絵のみ10数点だけ。

この記事を書いている現在も、展示は夏まで続いていますが、なんと、前期後期とわかれて数点の作品が入れ替わるようです。

しかも、ルドンオンリー展ではなく、80年代芸術と、メキシコで活躍した画家キシオムラタ氏の作品と、岐阜の日本画の合同展示会でした。(すべて見れて大人一人340円、安!)

ただ、あくまで私の主観ですが、ルドンは他の展示と比べて圧倒的に格が違いました。

展示詳細については岐阜県美術館のHPにあります。(展示が終わったら消えるかも)

ルドンの色
岐阜県美術館ではこのたび、「ルドンの色」展を開催します。フランスの画家オディロン・ルドンの油彩画等を中心に紹介します。 オディロン・ルドン《アポロンの戦車》1906-07頃 油彩、画布開催概要タイトルルドンの色会場岐阜県美術館 展示室...

どれも一番好きなのは

照明がルドンの部屋だけ暗かったのでドラマティックだったのもあるかもしれないですが・・・

ルドンのカラー画はどれもはっとするほど美しく、洗練されていて、ずっと見とれてしまいます。

展示されていた絵のどれも素敵、、で、特に好きなのが『神秘的な対話』です。

色使いが絶妙。

とくに効かせ色の蛍光オレンジは当時の何の絵の具を使ったら出せるのか、、

ネットで画像を漁ったのですが、ぜんぜん本物の色を再現している画像がありません。

パステル画も見事・・・自分はたぶん無理だし花は当分描くつもりがないので(デッサン狂ってもそれなりになるので甘えが出るから)油絵の画風をDUOか不透明水彩かアクリルかその辺で頑張って真似してみようかなと思ったりもしました。

屏風の絵は初めて見たし、神話の絵も良かった。。ずっと見ていたい。

『瞳を閉じて』を持ってるはずなのに、それが今回なかったのがちょっと残念です。

懐かしい館内

本当に岐阜県美術館は昔親しんでいて、このピエタとかデッサンしてたんですよね~・・

今は学生がイーゼル立ててデッサンしてもいいんだろうか?

ミケランジェロのレプリカは素晴らしいんだけど、なんか『ナンヤローネ』とかいう文化祭の出店みたいなカフェ?が設置されてて(受付もお土産屋もそう)すごく景観を乱していました、、、何このセンス。。。

予算がないのかな?それにしてもやね・・・

デッサンしてたらパイプオルガンが流れてきたこともあったなー。

椅子やテーブルはなかったです。

ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナソファー(でいいのかな)

岐阜県美術館・・また行くことがあるかな