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書籍『12歳からはじめるJavascriptとWEBアプリ』うーん…

プログラミング
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個人的には微妙でした。

12歳からはじめるJavascriptとWEBアプリ

タイトルにはすごく惹かれました。

それと表紙には漫画が描いてあって『これよりわかりやすくて楽しい本はほかにありません!』『できたーっ!!カンタンじゃんか!』というセリフがあるので楽しみにしました。

子供向けの本らしく、登場人物のテント君とパオちゃんの対話形式で進行されます。

この本も、ありがちパターン、おっちょこちょいであわてんぼうの男の子と、しっかり者で賢い女の子という設定です。

登場人物にその他にカレー君というトドが出てくるとのことでしたが、出てきませんでした、はて?

ここがイマイチ!

ネガティブワード

こんなサンプルプログラムが出てきます。

このプログラムはバ〇とあ〇という言葉が連続で表示されます。

どういう意図でこんな言葉をチョイスしたのか、、おそらくは子供ウケを狙ってだと思うのですが、12歳以上、小6~中学生ですよね、こんな言葉で喜ぶんでしょうか?

まだう〇ことかのほうがマシに思えます。

ドン引きでしばらくはこの本のコードを打ちこむことさえイヤになりました。

怒ってばかりのテント君

テント君がいちいちキレます。たとえばモグラたたきのモグラにされて怒ったりします。一匹二匹と”匹”で数えられたりしても怒ります。

パオちゃんは冷静なのですがテント君をキレさせて楽しんでいるように見えたりもします。

気分が殺伐としてきます。

あまり気持ちのいいものではないですね。。。

誤植・コードミス?

書いてある通りにコードを打ちこむと動かない部分がいくつかあって、自分で直してやり進めていきました。これは全くの初心者だと気づかないんじゃないかと思います。

出版社のページを見ましたが、誤植についての記載は一切ありませんでした。

また、コード内に唐突に使わない関数が宣言されていたり、thisが説明もなく使われていて、そののちのコードでは使われていなかったり、誤植なのか説明不足なのかわからない部分が散見しました。

説明不足。。。

最後のモグラたたきゲームの完成形のコードには、簡単なコメントしかなく、タイムアウト関数の使い方についてなどの説明が一切ありません。

関数を使ってコードをわかりやすくする、がわかりづらかったですね。

書かれているとおりにコードを打てば動きますが、説明に関しては不親切だなぁという印象が否めませんでした。

12歳からはじめて入門して、この説明で全てすんなり理解できるお子さんはごく少数だと思います。

7章までは割に丁寧に話が進んでいたのに、最終章が飛ばし過ぎで残念でした。プログラミングの本はだいたいどれもそうなってしまっても仕方ないのでしょうか。

12歳からはじめるJavascritpとWEBアプリの感想まとめ

やっていて余り、楽しい!と感じない本でした。子どもさんはどうなのかなあ?

キャラクターが私があまり好みではなかったのもあるかもしれません。すみません。

個人的にはコーディングも好みではありませんでした。私ごときが言えることじゃないけど・・・。

この本のレベルが理解できる12歳以上の子だったら、高校生からはじめるプログラミングのほうが良いかもしれません。

とはいえ、前半のほうは丁寧ですので、他の本との併用で理解が深められるんじゃないかなと思います。(ば〇あ〇プログラミングが本当に残念)

私の理解力がないだけ?または好みの問題かもしれないので、機会があれば一度目を通してみてください。