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弾性ストッキングの現実、高い、きつい、ダサイ

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リンパ浮腫になって弾性ストッキング着用が必須になると、もう素足で外を歩くことはできません。

弾性ストッキングが必須になってしまう

リンパ浮腫になると、常に弾性ストッキングを履き続け圧迫させ、リンパを上に押し上げなければいけません。

そうしないと、どんどんリンパ液が溜まって足が太くなっていきます。

リンパ浮腫は痛くないという話を耳にしますが、私の場合、履かないと、痛くて立っていられません。

水風船の皮がはち切れそうな感覚です。

弾性ストッキングは履きたくないですが、履かずにはいられません。

履けば快適かというとそうでもない

まずは、はくのが本当に大変です。ストッキングを履きたくないばかりに起きるのすら億劫になることもあります。

信じられないほど固いストッキングを少しずつ伸ばしながら、時間をかけて履いていきます。

私が普段履いているのはクラス3という一番堅いものですが、クラス2なら少しは柔らかくてましになります。

ただ、締め付けが弱いとその分、リンパ液を流す役割も劣っているため、油断するとすぐ足が膨らんできます。

つま先が出ているものを選ぶ理由

つま先がふさがっているものもあるのですが、ほとんどの場合はつま先が開いているものをチョイスします。

それは、履くときに滑りを良くするアタッチメント?をつけると少しは履きやすくなること、

心電図を測る時、そこだけめくって機器をつけるなど、開いているほうが何かと便利なこともあるようです。

着脱がめちゃくちゃ大変ですからね。

つま先のサイズが問題

写真でご覧いただけますように、指先が出てしまっています。

出ている部分が圧迫されて、指がどんどんむくんできます。

これが非常に苦痛です。

弾性ストッキングをはいていると、足の痛みから多少は解放されるのですが、この指の圧迫部分が本当に不快で、集中力を奪われます。

好きなことをやっていてもじくじく痛むと、絶望的な気分になってきます。

ただ、これは私の足が大きいからかもしれません。

私の足は26.5で、日本人の平均は23.5くらいだと思います。

3センチ足が小さければ、指は出なかったかもしれませんね。

ただ、メディキュットにくらべればまだましです。メディキュットは足の甲が半分でてしまいますので。

履いたら履いたで苦しい

痛みは引くのですが、快適では全くありません。

ものすごく締め付けがきついので、苦しいです。

家に帰ったら一刻も早く脱ぎたい気分になります。

間接の曲がる部分は、食い込んで痛いです。

それでも、履かない辛さよりはましになるというだけです…。

オーダーで伸ばすことも可能だそうです

完全オーダーで弾性ストッキングを注文することも可能だそうですが、その際7万円くらいするそうです。
もちろん保険はききません。

色は黒かダサイ肌色

今どきこんな色のタイツ履いている人いないと思いますが、仕方ないんです。
変な色のストッキング履いている人をもし見かけたら、何か事情があるんだなと思ってあげてくださいね。

黒にするとまだましなのですが、全く透けない黒です。

夏場にあまりにも黒だと暑苦しいとおもえば、ベージュを選ぶしかありません。

ドイツなら色は豊富

以前も書きましたが、ドイツでは様々な色で展開しています。
ピンクや紫なども。

透けないので可愛くなく、それがいいというわけでもないのですが、少しでも展開があると気分が違いますね。

薄いピンクがあればバレエにも使ってみたいなと思いました。

弾性ストッキングでは痩せません

バレエで足がすごくキレイだと言われたことがあります。

私はお世辞にも足は美しくありませんが、弾性ストッキングでめちゃめちゃ引き締めているのでそう見えるのかもしれません。

そういうと「いいなー!私も履いてみようかな」とおっしゃってましたが

ストッキングが2万3千円すると言ったらドン引きでした(笑)

リンパ浮腫で足が太いのは、皮膚の下の組織にリンパ液が漏れているからです。

弾性ストッキングを履いても、残念ながら脂肪は減りません。

値段が気にならない方、美容目的で履いてみたいと思う方も、一度履いてみるといいかもしれません。。。

巷の間違ったリンパマッサージよりは効果があるかも。