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少ないモノの生活の原点=昭和学生時代

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私の実家は田舎で大きめで、かなりモノが多いです。
父親はコレクター気質でした。

私が少ないモノの生活を送りはじめたのは、大学生活がきっかけです。
ロフトつき6畳のワンルームに住んでいました。

持っていたものは

服=ハンガー10本くらい。衣装ケース一つ。
食器=一人分、茶碗・皿・お椀
折り畳みテーブル
布団
カラーボックス1つ分の本
目覚まし時計
ラジカセ
テレビ
電話

くらいでした。

今思い起こすと憧れますね。
部屋の写真などを撮っていないので、もったいないことをしました。
カメラを持っていなかったんですけどね。

当時はバブルまっさかり。
自分もどっぷりとバブルど真ん中の生活を送り、アルバイト収入だけで今の収入の3倍以上ありました。

お金はもっぱら飲食と旅行に使い、大学にはGパンとロングTシャツばかり。

アルバイトが派手で毎日夜出かけるな業界だったので、バブリーな洋服代は高かったです。

とはいえ、1着7~10万円のワンピース&スーツを7着くらいローテーションしていただけ。
着回しも何もできない、調特徴的で派手なやつです。

当時は、けっこうそれでいけていました。

あと、デジタルデバイスがなかったことも大きいですね。

大学3年くらいに、パソコン通信のできるワープロ というのを35万円くらいで買いました。
大きな「モノ」の買い物はそれくらいです。

それでも、引っ越しは、軽トラックでも余るくらいのモノの量しかありません。
ほとんど家に帰らず、友達の家を転々としていたころもあり
その当時はリュック一つで1か月家に帰らなくても平気でした。

今。それに戻れるのかというと、、

持家をもって20年、長年の蓄積からなかなか離れることができません。

気持ちは常に旅人でありたいですね。