ブログで収益化をする際、どのくらいの長さの記事を書けばいいかのご質問にお答えします。
趣味の日記ブログなら何文字でもOK
収益を目指さない、お金儲けをしないブログであれば、何文字だろうが、どのように書こうが自由です。気にせず気楽に、好きに書いていただければOKです。
収益化するにはある程度の分量が必要
一方、ブログを収益化、つまりお小遣い稼ぎ、お金稼ぎをしてみたい場合は、ある程度の分量の記事を書くことが必要です。
その理由は、収益化というのは広告ビジネスです。資金を提供してくれる広告主に利益を与えないといけません。
広告主から見て、「ここはちゃんとしたブログだな」「このブログにわが社のリンクを貼ってもらえば利益が出そうだな」「このブログはわが社に不利益を与えないな」と思ってもらう必要があります。
そのためには、いくつかの記事があって、広告主がブログを判断する材料がそなわっていなければなりません。
審査に通る最低限
広告主の審査に通るには、さまざまな条件があって一概には言えません。また会社によってもその判断基準は異なってきますが、ここでは私の経験上ざっくりとお伝えいたします。
審査に通る最低限のブログ記事は
- ひと記事1000文字以上
- 10記事以上
それ以下でも通ったというものもありますが、上記が備わっていればより確実性が増します。
さらに、
- プライバシーポリシー(個人情報保護方針)ページ
- お問合せページ
- プロフィールページ
が揃っていればより印象が良くなります。
プライバシーポリシー(個人情報保護方針)ページ
こちらのページのようなものです→当ブログの個人情報保護方針ページ
これがないと審査に通らないというケースもありますので重要です。
難しく書かれていますが、私のページをコピペして書き換えて使ってくださっても構いません。
その際はブログ名や提携アフィリエイト会社の部分など、固有の箇所をご自分のブログ用に書き換えることをお忘れなく!
お問合せページ
メールアドレスが掲載されているページ、もしくはメールフォームを設置したページです。
お問合せ先が掲載されていると、広告主側からオファーがある場合もあります。
また、お問合せ先がわからないと、万一著作権を気付かずに侵害してしまっているなどといった場合、訴訟問題にまで発展することもあります。(問い合わせ先があれば、通常は事前にクレームが入るので、大事になる前に対応できます)
プロフィールページ
これは必須ではありませんが、あると印象が良くなります。
『はじめにお読みください』のページでも良いですし、『プロフィール』と『はじめにお読みください』両方あってもいいです。
重要なのは、長さよりも内容!
800字以下、ときには400字でも、ずばりと読者のニーズを満たしていれば良いのです。
ただし、短ければ短いほど、良質に見える記事を書くことが、より難しくなると私は思います。
記事が長い方が、パッと見て記事の内容が濃いと判断されやすいでしょう。
一つの記事は1000文字以上、できれば3000文字といったことも目にしますが、いたづらに長ければ良いというわけでもありません。
記事を長くするために、無駄な文章を付け加えるのは、不自然な文章になってかえって逆効果です。
良質な記事と言うのは、読者のニーズを満たす記事を言います。
たとえば、国語辞典のようなページで、単語の意味がたった1行の文で分かれば、それで目的を果たしていますので良質な記事とも言えます。
3000字にも5000字にもなる記事は、読者のニーズを満たすために、それだけの文字が必要だということです。
私の書くブログが長文なので、私のブログ勉強会の受講者さんが「こんなに長く書かないといけないの?」と驚かれていますが、必要がなければそこまで長く書くこともありません。
ただ、あることについて説明する記事を詳しく書く場合、たくさん説明を付け加えていくと、必然的に長くなっていきます。
読者のニーズって何?
読者のニーズとは、読者がその記事に求めることです。
お悩み解決記事であったり、知識を得るための記事であったり、面白く笑うための記事であったりします。
このうち、私の経験上では『お悩み解決記事』が、最も書きやすく、かつ、アクセスされやすいです。
人はだれしも悩みを解決しながら生きていますし、困った時にその答えを探しに検索をします。
悩みは人それぞれで、ライバル(競合する記事)が少ない場合も多いのです。
面白記事や蘊蓄(うんちく)系の記事は、ライバルが多く、検索上位に表示されるような上質のものを書くことがなかなか難しいです。
日常の些細なことでも構いません、何か疑問に思ったことがあれば、ぜひ詳しく記事にしてみてください。
例として↓こちらの記事は800文字程度ですが、『Googleフォト パノラマ』で検索1ページ目になっています。
文字数の数え方
WordPressのブロックエディタの場合、投稿執筆画面の上の(i)(マルに i )ボタンを押すと表示されます。
別のエディタやWordで文章を書かれる場合はそれでもカウントできます。
また、ネット上の文字数カウントツールもあります。
収益化のためにはニーズを満たす記事を書こう
この記事は、収益化のため(広告主の審査に合格するため)の、ブログの文字数は何文字がいいのか、というご質問にお答えする記事です。
私の答えはズバリ
1000文字以上×10記事以上
ただし、『読者のニーズを満たす記事』であることが条件です。
そして、アクセスアップのためには記事をどんどん追加していく必要もあります。
大変なようですが、起動に乗ってくると、意外とできるようになってくるものです。ぜひ、継続してチャレンジしてみてくださいね。
文章の書き方のコツなどはまた別項目でお伝えしたいと思います。
この記事は約2300文字でお送りしました。