体調不良のため長らくお休みしていました、過去をさかのぼって更新していきます。

油絵具買いましたが・・・あきらめて捨てました

[PR] 記事内には広告が含まれています。

やっぱりどうにも油絵具を買いたくて買ってしまいました。

油絵具はDUOでいくつか描いてみたのですが

DUOは油ではなく水で溶くので、私の知っている油絵のぬるぬる感とは微妙に違います。
また、乾くとアクリルガッシュみたいなマットな感じになります。

DUOも油で溶いたり、DUO専用の油もあるので、テカテカ感が欲しい場合はそれを使えばいいのですが、やっぱり本来の油絵具もいじって見たくて買ってしまいました。

買ったのは一番小ロットで安かったクサカベのスタディーオイルカラー。習作用

白も追加で買いました。ミキシング用のパーマネントホワイトと、白がはっきりでるチタニウムホワイト。

オドレスペトロール(無臭)と、微香ペインティングオイルも。

私は寝る場所で絵を描いているので(急に具合が悪くなって寝ることが多い)同じ部屋で描いていて気にならないものを極力選びました。

パレットは手持ちの紙パレットと、とき皿。

Class101+の油絵講座

油絵はやっていたので基本的なことはわかるのですが、作家さんによって全然技法が違いますよね。

Class101+には油絵のクラスもありますので受けてみました。

日本版には少な目ですが、韓国語版にはもちょっと数があります。

【定額でオンラインレッスンが見放題】CLASS101+

韓国語版だけで公開されている動画も、一旦再生すると日本語版の履歴から再生でき、日本語字幕も出ます(自動翻訳ですが)

まずは一番簡単そうな講座をえらんでみました。


私の部屋にある小さな和室で、油絵のロマンスが生き生きとしています!

最初の絵がレモンなんですが。。

最初のレイヤー描いてる時点でもう嫌になってきました。。

なぜでしょう?絵柄が合わないから?(たぶん自分は写実的じゃないとしっくりこないのかも)

おそらく絵の具が乾かないから無理になったんだと思います。

「ここまで描いたら一旦乾かして・・・」

その乾かすのに数日以上かかります、下手すると1週間以上。

待てません。置く場所もありません。

一日の作業が終わったら筆を洗います、敷物を片づけます、もーーーー面倒!

よく私、学生時代6畳一間で油絵をいっきに3枚も4枚も並行して書いてたよな、、しかも10号以上が当たり前で、、

元気じゃないとできまへん、、、即日挫折しました。

紙にセラックニスを塗れば油絵も描ける

海外の作家さんで、紙のスケッチブックに速乾のセラックニスを塗って下地コートし、油絵スケッチしている方がいました。

アクリル絵具のメディウムでも同様のことができるのですが、アクリルメディウム下地は水分が入っているので紙がでこぼこになります。

セラックニスならすぐに乾いてでこぼこにならないということ。

これはいい!と思って買ってみたのですが

だめだ・・・無理だ、、ニスを塗る筆の管理が大変。シンナーがいります。

こういう揮発性で健康を害するおそれのある成分を、寝る場所で触るわけにもいかない。換気したり外でやったり、、これも健康でフットワークよくないとできないことです。

私には無理だ。。

しばらく置いて残念ながら処分することに・・・

どう考えても、今の自分の状態で油絵ができるようになるとは思えません。
油絵は好きだけど、描きたいけど、絶対に体を悪くする、今以上に悪化はさせたくありません。

いままでもいろいろ画材を買っては、いつか使うかもでとってある画材はありますが、油絵は自分にとって「使ってはいけない」「使いたいと思ってはいけない」画材だと痛感しました。

絵の具も支持体(キャンバス)も高いし、健康面でも金銭面でも負担が大きすぎる。
やりたいことがあればお金は関係ないといいますが、自分は病気で働くことができないのでお金は家族のものです。迷惑をかけるわけにはいきません。

油絵具の材料を手元に残しておいて、やりたいなぁ、、と眺めるのはつらくなるだけなので、思い切って捨てることにしました。(DUOはワンチャンとっておく)

まだ新品同様なので、メルカリなども考えたのですが、高額つくものでもないし発送すらも体の負担でコストが見合いません。

で、捨てると決めて戸惑ったのが、捨て方。
油絵具もオイルも有害物質です。

私の自治体によると、チューブはそのまま燃えるゴミで良いそうです、、
オイル等は布や新聞紙をいれた袋に入れて口を閉めれば燃えるゴミだそうで。

でも今後、捨てるということがどんどん難しくなる世の中です。
有害で捨て方に悩むような画材は買うべきではないと思いました。

絵として描いて消費する分にはいいのでしょうけどね。

やりたいと思うことを、健康上の理由であきらめるのは辛いなぁ、油絵が一番好きなのに。
でも、あきらめます。アクリル絵具や不透明水彩などで油絵風に描けることを工夫したいと思います。

うぇーん。