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NHK出版『これからはじめる 中国語入門 』感想、初めての中国語学習におすすめ

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中国語の勉強をはじめるには、NHK出版の『これからはじめる 中国語入門』が最高におすすめです。

中国語の勉強を始めた理由

家族が事情あって中国に居住しはじめたからです。いずれ日本に帰っては来るのですが、(たぶん)何かあった時に多少は中国語の基礎があったほうがいいと思って。

今のところ韓国語と英語であっぷあっぷなので、中国語まで本格的にやる気はさらさらないのですが、今まで様々な言語に手を出してきた経験上、ごく基礎を知るだけでもすごく役立つということは確信できています。

基本を知れば、文字の仕組みや発音の原理がわかるようになり、辞書を引け、簡単な文法がわかるので簡単な文章なら組み立てることができます。

中国に行くこともあるかもしれないし(確率は低いですが)、縁起でもないですが家族に何かあったら自力で情報収集するのにも多少は役立つかな?と。

あと私自身のほうで中国の会社からたまに問い合わせが来ます。中国というと全部サイトが怪しく見えてしまうのですが、意味がわかるようになれば、本当に怪しいのか、ちゃんとした会社なのか判断の助けになるかもしれないし、

まだ中国語といっても香港台湾もあります。標準の中国語の仕組みが分かるようになれば、インスタで相互の人などが書いていることもつかみやすくなるかなと。

語学は1日ではできるようにならないですからね、少しでもこつこつやらないといけません。

中国語は筆談でもできる!といわれていますが、実際は漢字も意味もだいぶ違うことも多いです。

自動翻訳もあると言いますが、英語韓国語もかなり誤訳が多いので、まだまだ人力にはかなわないと思います。

完全初心者がNHKラジオではじめるのはおすすめしない

ちょうど始めようとおもったのが10月、ラジオ講座がはじまったので、ラジオのテキストを買ってはじめてはみたのですが、やっぱり合いませんでした。

講座の内容自体は、詳しく楽しく受講できる工夫がしてあって良いのですが、まったく初めてで覚えることがとにかく苦手私には、ちょっと間延びするというか、余計な情報が多すぎて苦痛でした。

やっぱり最初は一冊でぎゅっと基本が凝縮してある参考書でやったほうがいいです。(韓国語のときもそう思った)

雑談が多くて音声をリピートしずらいし、音声ダウンロードは高いですからね。私はラジオを録音しています。

ラジオは最初の一冊を終わってからやると楽しく受講できると思いますので、テキストと録音はちゃんととっておいてあります。

『これからはじめる 中国語入門』は良くまとまっていて理解しやすい!

少しのイラストでほとんどが字ばかりの参考書ではありますが、最初にポイントがまとめられていたり、注意点は復習すべきところもわかりやすく明記されていて、良い先生に習っているような感覚です。

レイアウトも見やすくて、音声ダウンロードも無駄なアナウンスやピンポーンなどの音が一切なく、再生がすぐできるのでリピートに役立ちます。(昔の語学教材はひどかった・・・)

一文ずつの音声ではないですが、一つの文法ごと何文か短くまとめているので、繰り返しリスニングするにはちょうどいい感じ。

あまりにもいい参考書なので、他の言語、ロシア語とかフランス語も買いたいくらいです。もしかしたら中国語の先生がすごく良くて、他の言語の先生はそうでもないのかな?とも思ったりもしますが、編集が同じシリーズなら間違いないとは思います。

まあ時間がないので、とりあえずは中国語に専念しますけどね(韓国語は常に毎日やっています、英語はさぼり気味)

一日15分だけやる!

韓国語のときは、いっきに基礎をやらないといけなかったので、(推しの入隊前に手紙を書きたかった笑)1日1課、約1ヶ月で仕上げましたが、中国語はそんなに急いでもいないので、1日15分だけやっています。

1ページ進む日もあれば、ちょっとしか進まない日もありますが、15分タイマーをかけてきっかり終わります。

15分で終わる!と思えば、やり始めることが苦痛ではありません。タイマーをセットして参考書を開けばなんとかなります。15分だけガマン。

少ないようで毎日やれば着実に進んでいきます。何もしなければ能力ゼロのまま。

必ず本を買う、ノートに書く

電子書籍は便利ですが、勉強には向きません。

なんといっても検索性が悪すぎイライラします。パラパラとめくって前にやったところを探す、これが最大の復習になると思います。

小説を読んだりする場合には電子書籍はかさばらなかったり、文字情報だけなのでいいかもしれませんが、参考書だけは絶対書籍です。教科書とかを全て電子化するなんてありえない話。。。

ただ、電子書籍でも十分勉強できるという方を否定するものではありません、たぶん私とは脳の作りが違うのだと思います。

また、学んだことはノートに書いています。もちろん本の丸写しではないですが、自分なりにまとめつつ文章とピンインは全て書きます。

この際気を付けるのは、綺麗になりすぎないこと、インスタやYoutube映えするようなカラーペンとかは一切使いません。ノートを綺麗にするのが目的ではなく、手から覚えさせるのが目的なので。

特に漢字、日本の漢字とビミョ~~に違ってつい間違えて書いてしまうものが多いこと。小学校の漢字の書き取りとまではいきませんが(そんなことやりたくねぇ笑)、必ず一回は書きます。

重要な単語は何度も出てくるので何度も書くことになるから大丈夫です。

あと、ボールペンで書くのも私なりのコツです。消せる鉛筆などで書くと間違いを消しゴムで消したくなりますが、間違えたところは線を引くなどして消し、横に書き直す。これもいいトレーニングになります。

この方法は、私立中学進学校に行っていたときに数学の先生が教えてくれました、間違いは絶対に消しゴムで消してはいけない!

私はどこかおかしいのかと言うくらい字を間違える人間でいやになりますが、この何度も間違えることが定着につながるのです。

発音はシャドウイング一択!

中国語は発音が複雑ですが、とにかく絶対最初は発音から入るのでイヤになります。

最初から発音規則を知らないといけないのですが、私のようなモチベーションの低い人間は、完璧にしてから文法に入ることなどなかなかできません。

この『これからはじめる 中国語入門』の良いところは、発音は最初にざーっとまとめてあって、第一課、つまり最初から会話文の入ったカリキュラムからはじめられるところです。

私が最初に聞いたNHKラジオの毎日中国語は、最初に延々と発音から入り、「かならず覚えてから次に進んでください!」といったことが何週間も続いてかなりストレスでした。

ハングルもそうですが、仕組みだけ覚えても意味のない音のつながりなので絶対に身に付きません。(身につく人は特殊才能の持ち主です)

やっぱり会話文の音声をシャドウイングすることによって、口が発音を覚え、あとからさかのぼって音声の仕組みを知ったほうが楽です。少なくとも私は。

もちろん発音規則はざっくりと最初に目を通しておいたほうがいいですよ。でも「こういうのがあるんだふーん」くらいで先に進んで、あとから「これって確かあそこに書いてあったような・・・」「あれ?この発音って表記と違うけど何で?」と調べたほうが定着しやすいと思います。

語学がなかなか上達しない人は、最初が肝心、と理論を完璧に「覚えて」からやろうとする方が多いような気がします。

中国語をこれからはじめるなら『これからはじめる 中国語入門』がおすすめ

長々と書いてきましたが、この参考書のおかげでとても楽しく勉強できています。

インスタでコメントしてくれた中国語圏の人に、中国語で返事する程度のことはできるようになりました。難しいことはまだ無理ですが、謝謝以外に言いたい言葉を調べて返せます。自動翻訳より自分の心のこもった言葉を書けます。

中国語のはじめての参考書選びに迷っている方ぜひどうぞ!

Amazonのレビューの★が悪いですが、NHKアンチか中国アンチの嫌がらせじゃないかなぁ。いくら感想が分かれるとはいえ、悪い評価がつく内容ではないと思うんですけどねー。