私も競技選手の端くれだったので、かなり怪我と付き合ってきましたが、接骨院で教えてもらったキネシオテープの貼り方が、とにかく役にたっています。
キネシオテープって?
怪我のテーピング治療法です。キネシオテープという、特殊なテープを使います。
キネシオテープは、緩やかに伸びるテープです。
最近は、色のついたのを卓球の愛ちゃんなんかが貼っていて、目を引きましたね。
初めて知った時は驚きました。テーピングというと固い伸びないテープでガッチガチに固めるものだと思っていたからです。
もしくは、伸びるテープでも、動きを制限することによって怪我の患部を保護するものだと。
ところが、キネシオテープは、筋肉に沿って少しだけ伸ばして貼るだけです。
ぐるぐると巻くことはしません。
そのテーピングを、海外のスポーツのコーチにみせたら
「なんだこれは、全然巻いてないじゃないか、これでは効果ないぞ!」
といわれたので、プロでも知らない方も多いようです。
キネシオテープに効果はあるの?
それが驚くほど絶大にあります。
筋肉に沿ってテープ一本(もしくは数本)貼るだけで、痛みがこんなに和らぐなんて!
自分が実感したのだから間違いありません。
私は結構思い込み(プラシーボ)で効果が出ちゃうのですが、
最も疑い深い家族の親指の腱鞘炎に貼ったら、一瞬で痛みが止まったのでものすごく驚いていました。
どうやったら貼れるようになる?
やはりきちんとマスターしている専門家に一度アドバイスをもらうのが一番です。
スポーツ傷害を扱っている接骨院さんが一番身近かもしれませんね。
写真と撮っておくといいです
上の写真は、接骨院にいったあとに、テーピングの状態を写真にとっておいたものです。
他の角度もいくつかとっておきます。
これを見ると、再現しやすくなります。
テープをはがした後の剥離(はくり)紙をもらっておくといいです
テープの伸ばし具合方が重要です。
素人はどちらかというと伸ばし過ぎる傾向にあります。
なので、テープをはがした後のつるつるの紙(剥離紙)をもらっておくと
長さが間違いなくて便利です。
親切な接骨院さんだと、貼り方もちゃんと教えてくれますよ。
写真は、別の競技をやっている家族の肩のテーピングです。
実は今、家族のほうがテーピングに詳しいのですが、指示してもらえば間違いなく貼ることができます。
キネシオテープはどこに売っている?
テーピングをやっている接骨院でも扱っていますし、ドラッグストアにはたいていおいてあります。
アマゾンとかでもお値打ちにあるようです。
各メーカー、ブランドで出ています。色々気にせず買っていますが、どれもそれほど大きな差はない気がします。
怪我だけでなく、日常の筋肉の痛みにも
こういう技能がつくいたのは、怪我の功名ですね。
それ以前に怪我をするな、という話ですが、スポーツをやるとなると多かれ少なかれ避けられないので、仕方がありません。
スポーツをやっていなくても、腱鞘炎や、腰が痛い時など、いろいろ応用できるので、自分でできるようになると便利ですよ。