私は復習が苦手です、それでも復習は必要なので、なんとか復習する方法を考えます。
復習は大事:エビングハウスの忘却曲線
エビングハウスの忘却曲線というものがあります
人は、20分後には42%忘れ、一日後には74%忘れるそうです。
復習しないと翌日にはほぼ大半を忘れていることになります。
(私の場合20分後に7割忘れてそう・・・)
復習のタイミングは、1日の終わりに今日やったこと、翌日に前日やったこと、1週間後に先週やったことをやると8割以上覚えると言います。
復習が大事なのは分かった・・・でも
復習が大事とわかっていても、できない理由を考えます
復習は時間がかかる
復習は思ったより時間がかかります。
さかのぼって復習することが日々増えていくのです。
要は一日に、
- 今日の勉強
- 今日の勉強の復習
- 前日の復習
- 1週間前の復習
これだけを最低でもやらないといけません。それぞれ20分としたら、20X4=80分かかることになります。
そんなの、やってられない!
忘れているのを自覚する恐怖
私は人より覚えが悪いと自負しています。エビングハウス以上に急速に忘れています。
20分前のことをほとんど覚えていないので、毎回が新鮮なことばかり、最初に勉強しただけのこととほぼ同じ時間がかかります。
それがプレッシャーになって、前を振り返るのが怖いのが現実です。
ばか、ばか!自分のばか!と責めてしまい、自分はなんてこんなに覚えが悪いんだろうと落ち込みます。
新しいことのほうが楽しい
復習はつまりません。とくに難しいことだったら余計に振り返るのがイヤになります。
新しい文章、新しい単元はフレッシュな気分で取り組めます。だから次々と新しいことに手をつけて、振り返ることなく進んで行ってしまいます。
結果、何も頭に残らない事態に・・・
復習嫌いが復習する方法
上で考えた言い訳の逆を考えれば復習への苦痛が少しは減るでしょう
復習に時間をかけない
憶えてる憶えてないを気にせず、復習は5分と決めてざっとおさらいします。
一ミリも印象に残らないようでいても、一語一文だけでも頭に残れば儲けもの。
復習に完璧を求めず、ただ一定時間やりさえすれば良しとしましょう。
忘れていても気にしない
復習したときに、前回のことを全く覚えてなくても気にしないようにします。
復習はテストではないので、できなくても大丈夫。やらないよりはやったほうがマシなのは間違いないので、自分を責めないこと。
記憶力を他人や若い時の自分と比べても仕方がない。勉強さえしていれば、10年後の自分の記憶力に差が出るのだと、未来志向で考えましょう。
教材を面白いと思う
復習するに値する面白い教材を出来るだけ選んでやりましょう。暗記するのが苦痛になるような、自分の役に立たないと思える文章なので復習がつらいのです。
何度読んでも面白いと思える文章に出会えればラッキーです。
ただ、検定試験対策などはそういう文章ばかりではないと思いますが、どんな文章でも暗記すれば必ず役に立つ文章なので、意味があると信じてやりましょう。
これは面白い、これは面白い、と自分に言い聞かせるのです。
復習嫌いが復習する方法まとめ
短時間、記憶力を気にせず、題材に興味をもって取り組むめば、復習嫌いでも楽な気持ちで取り組むことが出来そうです。
どんなことにしろ、最初から完璧にしようとすると挫折の元です。ちょっとの復習から始めるのがコツでしょう。
今日から、復習を恐れず、軽い気持ちで5分から、始めてみたいです。