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ハングルでファンレターを書こう!韓国語ファンレターの書き方【ハングル基礎の基礎】

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どうして韓国人を好きになってしまったんだろう。。推し様はなぜ韓国人なの。。

韓国のスターにファンレターを出すときに、障害となるのはあの謎文字、ハングルですよね。

でも大丈夫、あなたはラッキーですよ!

ハングルは日本語の漢字などとは違い、単純に音を表す文字です。
数が少ないので、本気になれば数日で覚えられます!

ハングルは3日でできる?!

↓私が実際に使った参考書です

改訂版 3日でできる超入門ハングル書き取りノート

これを一通りやるだけでハングル世界が開けます!超おすすめ。

これじゃなくても、書き取りでハングルだけを練習する薄い本ならなんでもいいです、本屋さんで見てみてください。

まちがってもがっつり分厚い本を買わないように、最初に挫折してしまします。

そもそもハングルとは?

ハングルとは『한글(ハングル)』と書いて『偉大な文字』という意味です。
朝鮮王朝時代の王様、世宗大王(セジョンデファン)が作ったもので、1446年に発表されました。
日本の室町時代です。

光化門広場にある世宗大王像♪

今使われている文字というのは、起源があいまいなのがほとんどで、漢字も日本語の”かな”も、英語のローマ字も、いつ、だれが決めたかがはっきりしていません。

ハングルは、発祥が明確に判明していて、その歴史が浅いにもかかわらず、実際に使われているという、世界的に珍しい文字です。

昔の朝鮮では、日本と同じように、中国の漢字を文字として使っていました。
漢字は難しく文字も多いので、使うことができるのは、ごく限られた貴族の知識人だけでした。

民衆想いの世宗大王は、日々の労働に追われ勉強する時間のない民のために、簡単に使えるハングル文字を作ったのです。

この、民衆にも簡単に使える文字というのが、ポイントです。
勉強する時間が十分にとれない民でも覚えるために作られた文字なので、今の私たちにもすぐに覚えられるようにできているのです!

韓国ドラマ『根の深い木』をご覧になったことがありますか?ないならぜひご覧ください。
韓国語の先生も強くおすすめしてくださったんですが、

そこで、新しい文字の発表を「どうせ難しい」と反対していた主人公のカン・チユンが、ハングルをちょっと教えられたらあっというまに覚えしまって、呆然としているシーンがありました。

韓国語の音声を完璧に再現できる文字なので、話せれば書けるんですね。

私たち日本人は、日本語と韓国語の音声の違いと、単語を知らないということがありますので、カン・チユンのように半時間で覚えるのは無理ですが、平仮名をハングルで書き表すだけなら、この記事のあとの方で添付しています仮名ハングル対応表を見ればあっという間にできます。

ハングルの全記号とその配置方法を覚えるのは、少し時間がかかると思います。
でも完全に暗記できてなくても、ファンレターは書けるようになります

ハングルを意味不明の記号としりごみしないで、ハングルの仕組みを知るために数日間を費やすだけで、世界ががらりと変わりますよ!

良かったね~~好きな人が韓国人で。。文字だけでも楽でほんと良かった、、TT
文法も日本語に似てるからほんとラッキーよ。

韓国の人に興味ある日本人だったら、韓国語もやらないともったいないと思います。

私はハングルの基礎から初めて1ヶ月も経たないうちに一通目のファンレターを書きました(笑)

ハングルの仕組み

ハングルは、表音文字です。記号で音を表しています。

パズルのように、複数の記号を組み合わせて、音を表しています。

ㅎ + ㅏ + ㄴ = 한

H + A + N = HAN

横の組み合わせ

たとえば、『か』という音は、母音と子音に分けてローマ字で書くと『KA』ですが、
ハングルの場合、『K』に当たる記号が『ㄱ』で、『A』に当たる記号が『ㅏ』ですので
横に並べて『가』が『KA』という音になります。

ㄱ + ㅏ = 가
K + A = KA

縦の組み合わせ

また、『す』という音は、『SU』ですよね。
ハングルだと『S』に当たる記号は『ㅅ』、『U』に当たる記号は『ㅜ』です。
この場合、縦に並んで『수』が『SU』になります。

ㅅ + ㅜ = 수
S + U = SU

ハングルの文字自体に意味はない

가 も 수 も、単に音を表すだけで、漢字のように文字自体に意味があるわけではありません。
ひらがな、カタカナと同じような、音を表すだけの表音文字です。

『가수』と書いて『かす』、これで意味は『歌手』です。

仮名で書いているようなものなので、韓国語には同音異義語がたくさんあり、文脈などで判断しないといけない場合が多いです。
また一文字だけの単語もたくさんありますので、単語がわからないうちは混乱しますが、あまり気にしなくてもファンレターは書けます!

逆L字の組み合わせ

韓国語が日本人にとって難しいところは、母音も子音も、日本語より音が多い点です。

日本語の母音は『あいうえお』の5つだけですが、
韓国語の母音は、21個もあります。

韓国語の母音の中には『ウィ』『ウェ』『ウォ』のようなものもあります。
これを、複合母音といいます。

『フィ』という音を表すには、ローマ字だと『HWi』という表記になりますが、
韓国語の場合、『H』に当たる『ㅎ』と『Wi』に当たる『ㅟ』が組み合わさって
『휘』が『フィ』という音を表します。

ㅎ + ㅟ = 휘
H + wi = Hwi

パッチムの組み合わせ

今までは、母音と子音、2つの記号の組み合わせの文字でしたが、3つめの記号を組み合わせる文字があります。その3つ目の記号を、『パッチム』と言います。

『ソン』という音は、ローマ字だと『SON』と書けますが、それをハングルで表すと、
『S』を表す『ㅅ』、『O』を表す『ㅓ』、『N』を表す『ㅇ』を三つ組み合わせて
『성』となって、これで『ソン』という発音になります。

ㅅ + ㅓ + ㅇ = 성
S + O + N = SON

ご自分の推しの名前が読み書きできるようになると、検索もできるようになり大きな前進です。

ハングルのハンも同じです

ㅎ + ㅏ + ㄴ = 한
H + A + N = HAN

縦3つの組み合わせ

『ハングル』の『グル』は『글』と書きますが、この場合、縦に三つ並べます。

ㄱ + ㅡ + ㄹ = 글
G + u + L = Gul

パズルは4つまで

尚、さらにパッチムがもう一つく文字もあります。
組み合わせる記号は最大で、母音+子音+パッチム2つ、の4つの組み合わせまでです。

ㅅ + ㅏ + ㄹ + ㅁ = 삶
S + A + L + M = SA(L)M

「삶」一文字で、「人生」という意味です、ただし文字自体に意味があるわけでなく、たまたま一文字の単語です。
Lの部分はそのままだと発音しませんが、この記事では形を見るだけなので、詳しくは触れません。

記号の並べ方は決まっている

パズルと言っても、部品を全て適当に並べればいいというものではありません。

必ず、子音→母音(+パッチム1+パッチム2)という順番になります。

初めてのうちは、混乱すると思いますが、子音と母音の区別がつくようになれば、すぐに書けるようになります。

仮名ハングル対応表

日本語のかなとハングルの対応は、だいたい決まっています。(厳密というわけではありません)

※追記:小さい”っ”
『あった』、などの、小さい『っ』はパッチム『ㅅ』を付けます。
『아(あ)』+『ㅅ』=『앗』

語頭とそれ以外で発音が違う

仮名ハングル対応表に、『語頭』『語頭以外』の表記があります。
表を見ていただくと、カ行には、語頭は『가』、語頭以外は『카』の二種類があります。

ハングルは、単語の最初に出てくる音と、それ以外の音が違う場合があるのです。

例えば『가가』と書くと、『カガ』と聴こえる発音になってしまいます。
なので『カカ』と発音してほしい場合は、『가카』と書く必要があります。

ただし『ガガ』と読ませたい場合『가가』と書くしかありません。
つまり『カガ』と『ガガ』は一緒になってしまいます。

日本人には、カガとガガは違いますが、韓国人は区別がついていません。
そのへんは、韓国語はそういうもんだ、とスルーして下さい。

ちなみにレディーガガのガガは『가가』、サッカー選手のカカは『카카』、地名の加賀は『카가』と書くようです。

韓国語にない音がある

仮名ハングル対応表のざ行をみてみてください。
『ザ』と『ジャ』が同じ『자』になっています。

日本語の『ザ』という発音が、韓国語にはないためです。
韓国人が「ありがとごじゃいます」というのを聞いたことがあるかもしれませんね。
ザという音が存在しないので、どうしてもそうなってしまうのです。

また『つ』『づ』も存在しないため、表記は『쓰』『즈』となっています。
韓国人には『ちゅ』『じゅ』のような発音になってしまいます。

「ちゅぎの、きょくわ~(次の曲は)」などと可愛いことを言ったりしてます(笑)
こういう差異は、外国語の味です。

今日の宿題

  • 推しの名前をハングルで書いてみよう!
  • 自分の名前をハングルで書いてみよう!

※手帳などに書いてみるとちょっとした暗号気分が味わえます(^o^)/

長々と書いてきましたが、この記事の内容と、次回記事ご紹介する『母音と子音とパッチム』それがわかればすべてのハングルが書けるようになりますから頑張って!