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初の『乳がん検診』にいってきた話

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以前から行かなきゃいかなきゃとは思っていて、市からもさんざん無料クーポンが出ていたのですが、ずっと行ってませんでした。
自分がガンになって、ようやく行く気になり、初の乳がん検診を受信しました。

乳がん検診を受けた理由

私は幸い、がんは一応落ち着きましたが、手術の後遺症で下半身の『リンパ浮腫』がひどく、死活問題の苦しさです。
この上、乳がんになって、上半身までリンパ浮腫になったら、さらに生き続けるのが難しくなると感じています。

私のガンはもっと健診うけてて早期発見してれば、こんな後遺症にならずに済んだと思います。
なんでも、早期発見が必要ですね。

今はもちろん、ガンの経過観察中で、月イチ以上に病院に診察は行っていますが、乳がんはまた別の部位です。
普通の診察じゃ乳がんかどうかはわからないので、マンモグラフィーなどの装置でちゃんと定期的にチェックする必要があると、主治医の先生も言っていました。
特に、ホルモン療法もしていますからね。

そうなんです、病院に通っているからといって健診を請けなくていいわけではありません。

今までがん検診を受けなかった理由

お友達からちゃんと受けているという話を聞いていましたが、すっごく痛いと言っていました。
そして、やっぱり面倒だったから。。

それから、こんな話をするとアレなんですが、私は、早く死にたいと常々思っていました。若くて綺麗なうちに(笑)
がんになったらラッキー、もう終わり、手遅れ、そうなったら死ねばいいや、死期もわかって便利と思っていました。

今思うと本当にしょうもないと思います。

今の時代、がんだからって必ず死ぬわけではありません。
医療が進んでいて、かなりの確率で治る病気になっています。

生かされてしまうんですよ、たとえ不自由な体になろうとも。

ガンサバイバーの憂鬱

今、私は後遺症を持って生き続けることは、死ぬことよりも難しいということを実感しています。

ガンの手術によりリンパ浮腫の後遺症が残り、どんなに生活に支障がでていても、障害者認定はしてもらえません。
お医者さんにはっきりと言われました。足切断しないと障害者手帳もらえないよ、と。

それどころか、リンパ浮腫のケアは健康保険も使えません、自腹で治療を受けないといけないのです。

保険のきかないリハビリ治療の費用ため、不自由な体で仕事をしてお金をかせぎ、生き続けなければいけないのです。

これ以上ガンとその後遺症を増やしたくない。

だから乳がん検診を受けました。

乳がん検診の実際

いざ受診してみたら、思ったより楽勝でした。
な~んだ、こんなもんかって感じです。

私の受信した病院は、予約しなくてもよく、待ち時間はほとんどなし。
触診は、ぱぱぱぱぱっとお爺さん先生が機械的に軽く叩くだけでした。

マンモグラフィーは、お姉さんの技師さんがはさんでくれました。

結構ぎゅーっとはさみましたが、とくに痛くはなかったですね。
私は卵巣をとっているので女性ホルモン分泌されないから、もう”芯”がなくなってるから、痛くないのかもしれませんが…。

20分くらいで終わったでしょうか。

結果はその場ではなく、3週間後にまた聞きにいく必要がありました。
電話や郵送では、絶対に結果は教えてくれないそうです。

健診は案内がきたらきちんとうけるべし

何度も繰り返しますが、私は年2回の健診をうけていれば、こんなひどい後遺症を負うことはなかったかもと、すごく後悔しています。
これ以上後悔することのないよう、ほかのガンを育てないよう、健診はまめに受けておきたいと思っています。

私がガンになってから、他の人に「がん検診は受けたほうがいいよ」というと、
「癌が見つかったら怖いからやだ~」っていう子もいるのですが、、

できるだけ手術のダメージの少ない、早期に発見して、簡単に治療できる段階で見つけてもらうことが、本当に大切です。