
ずっと名古屋圏(名古屋市ではない)に住んでいると、気づかない方言というものがあります。
その最たるものが、『みえる』だと思います。
私は大学で関東のほうに行き、変に思われるまでこれが方言だとは気づきませんでした。
例文)社長みえる?
訳)社長いらっしゃいますか?
私が変だと気付いたのは、友達の家に電話をかけたとき(当時携帯は一部の人たちのバブリーアイテムでした)
「山田さんのお宅ですか?太郎君みえますか?」と言うと
「ここからは見えないですけど」と言われたのです。
先生がお見えになる
のような表現も標準語にあるにはあるので、どこが方言なのかわからないかもしれませんが、普通の標準語は
先生がいらっしゃる
だと思います。
なぜこんなことを急に書き出したかというと、市役所でこんなものを見たからです。

マイナンバー 個人番号カードの受け取りにみえた方

個人番号カードの受け取りにみえた方
この地方以外の人ならおかしいと思うはずです。
受け取りにいらっしゃった方
が正しいですよね。
市役所の公式な場所で使われているということは誰もこれが方言だと気づいてないのだと思います。
方言が悪いというわけではありません
なんだかかわいかったのでネタにしました。
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