元来血圧が低くて脈拍も弱く、夏バテも加わって最近とみに体力の衰えを感じていました。
養命酒というものがいいんじゃないかな、そういえば久しく見てないけれどまだあるの?と検索。
結果まんまとマーケティングにつられてしまいました。
養命酒のキャンペーンページに引きこまれ
キャンペーンのページ(ランディングページ)がとても気合いが入っていました。
http://www.yomeishu-mobile.jp/
夏バテにYomeishuモバイルキャンペーン
だそうです。
ん?モバイルバッテリー?
そしてどこかで見たことある雰囲気の外国人男性、、?
一体なんの関連性が?と思いながら、ページの内容にどんどんひきつけられていきます。
効果的なアニメーションやきれいな画像につられ、養命酒の説明をしっかり読みすすめ。
どんどんサイトを下にスクロールしていきました。
すると動画が、、
ん?広島弁?
こ、、、これは、、、
『ワイモバイル』とか、いいの?とか
『みてる』とか意味の解説抜きで一般の人にわかるんでしょうか。とか
そういうつっこみもありますが、
そう、これは、、、
伝説の広島弁吹き替え動画
まさにipad発売時にみた、この動画ですね。
懐かしい、、
・・・私はすぐにこの動画を思い出しましたが、いったいどんだけの人がわかるんだよ。
私はこれを見て一代目iPadを買ったといっても過言ではないくらい衝撃でした。
『あんた中国新聞みるじゃろ』にとどめをさされて。
中国新聞は見ませんし広島出身ではないですけど、、
とくに解説することなく、
わかる人だけわかりゃ~ええんじゃ、
というスタンスがさりげなくていいですね。
イメージアップにつながる企業サイト
このようなギャグをおしゃれに組み込むのって、おカタい会社だととくに上層部のOK出るの難しいと思うんですよ。
実際、養命酒って昔からある古臭いイメージでした。(すみません)
このキャンペーンページを見たおかげで、養命酒さんの印象がぐっとあがりましたね。
また、養命酒の公式サイトのほうも拝見しましたが、非常にユーザビリティ(操作性)が良く、多くのコンテンツを精力的に発信しています。
本気度がすごいですね。
キャンペーンサイトのデザインも最新のパララックス、モバイルからも見やすいし、要所要所に動きも出して、完璧な出来栄えです。
ランディングページのお手本になるようなサイトではないでしょうか。
このキャンペーンはかなりの予算がかかっていると思いますよ…。
サイト上部にソーシャル(SNS)ボタンがあるんですが、やはりかなり多くの反響があるようです。
エイプリルフール企画などでこういった面白いページを作る企業は多くありますが、エイプリルフールに限らず、このように興味をひかれるページはいつでも見たいですね。
はてなブックマークのコメントで印象的な一言がありました。
本当はブラウザーに広告ブロック導入したいけど、ごく稀に出会えるこういう素敵な広告を見逃したくなくて、広告ブロック我慢してる。
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.yomeishu-mobile.jp/
どうでしょうか、私もまさに同意します。
もちろん、笑いに走ればいいというわけではありません、
センスよく笑いを取るのはとても難しいですからね。
ただ、普段うっとうしがられがちな広告も、ユーザーの利益にかなうなら嫌われない。
企業広告とキャンペーンサイトの作り方について改めて考えさせられますね。
とにかくあらゆる手段を尽くしていますね。
非公式動画の可能性
もう一点、この、広島弁吹き替え動画についても、ネットでのお仕事をする上での可能性を強く感じました。
養命酒のキャンペーン動画にでていた外国人男性は、もちろんAppleの方(ジョナサン・アイブ氏)ではないですが、
この声は、まさしくiPad吹き替え動画と同じ方の声です。
検索したら、すぐにその方のウェブサイトを見つけることができました。
私はipad発売以来、久しぶりに見ましたが、
広島弁吹き替えシリーズとしてたくさん動画を公開されていたようです。
→ 広島弁吹き替えシリーズ公式ページ
最初は、非公式に、言い方は悪いですが(おそらくは)Appleに無断で、動画に吹き替えをかぶせて再配信したということなのでしょう。
著作権法的にはグレーゾーンだとは思いますが、企業にとって害がないものであれば、宣伝にもなるということで、企業側からは黙認されることもよくあるようですね。
事実、この動画がネット上ではあまりにも好評で、iPad自体のプロモーションにもなりましたね。釣られて買ってしまった私のように。。
この吹き替えの声の方は、以後も継続的に動画をUPし続けて、ついには、企業から公式にお仕事の依頼がくるようにまでなったのです。
広島弁吹き替えのiPad動画が出たとき、派生して、いろんな方言の動画も出たのを記憶していますが、この方の広島弁のクオリティは群を抜いていたと思います。
そしてついには企業からオファーがくるようになったというわけです。
まず最初に始めた、そして一定の高いクオリティを保って動画を配信し続ける、ということが、ネットでの仕事につながるという実例になったんですね。
企業にも個人にもチャンス
古い印象の企業が、新しい取り組みをすることによって、新規顧客へのアピールに成功し、
一個人が、ネットに動画を配信することによって、企業からご指名がかかることもある。
そんないい事例をみさせていただきました。
で、肝心の養命酒の効果は
今回まんまと戦略にはまって、養命酒を飲み始めた私。
朝昼晩、付属のカップで20ミリリットルずつ飲みます。
私は朝一、昼食前、寝る前に飲んでいます。
味は、薬草の風味はします。
シナモン風味と書かれていますが、それだけではない様々な香りのまじった独特の風味です。
が、飲みづらい味ではありません。
甘さも少量なので甘すぎず。カクテルリキュールのような感じ。
アルコール度数は14度とかなりきついです。
私はお酒は弱いほうではありませんが、結構胃の中がカッカします。
特に朝一すきっ腹に飲むと効きますね。。
運転する方は控えてくださいね、飲酒運転になります。
1週間ほど、続けていますが、血圧が安定してきたようです。
通常上が90代前半なのが、101とか三ケタの血圧になりました。
血圧が100超えるとこんなに楽なんだね、、という感じです。
脈拍も、50前後だったのですが、60を超すようにもなり、ナカナカ快適です。
血の巡りがよくなっているのは、間違いない気がします。
ただ、これが薬効成分のおかげなのか、アルコールのせいなのかは、まだわかりません。
しばらく続けて見たいと思います。
以上、養命酒のウェブサイトについてのお話でした。