なんでもいいから好きなこと、夢中になれることを見つけるといいといいます。
ほんとうになんでもいいのでしょうか?
今私は大好きで夢中になっていることがあるにはあるのですが、それがいいことなのかどうかわかりません。
他人に依存し他人から提供されるものをただ受け身になって得ているだけです。
いつ消えるともわかりませんし、欲が増してもどうすることもできません。
お金をたくさんかければ得られる喜びは増えますが、それは一瞬のことで、持続的に自分のものになることは絶対にありえません。
能動的に、自分の内側、自分自身からコントロールできるものの中に、やりたいことを見つけなければいけないと思っています。
そしてそれは、自分にとっては芸術かスポーツだろうという結論は出ています。
スポーツのほうは、体が不自由になってしまったので、満足するほどに動けることはなくなってしまいましたが、芸術のほうは限界なく追及できそうです。
難しいのは、その追及する芸術の対象、つまりモチーフが何かをまだ見つけられないのです。
私はカメラにしろ絵にしろ彫刻にしろ文章にしろ、興味ある特定の人物にしか表現したいという衝動が(まだ)生じないので、困っています。
必要なのは技巧ではなく対象なのです、対象が決まれば技巧は自然と努力して得ることができます。
これから先、何かみつかるでしょうか。。