車の処分が決まって、メインの足を原付にすべく乗り始めましたが怖すぎです。
長年の愛車を処分、原付を買いました
約30年乗った愛車の処分が決まりました。私は普段ほとんど車に乗らず、乗っても月に1回程度。新しく買うほどの必要性がないので、しばらくは車ナシで様子見することにしました。
車に乗らないときの移動の足は電動アシスト自転車を利用していましたが、長距離や坂道が多いとキツいときもあります。
というわけで、中古の原付を安く購入(4万円!)し、メインの足にすることにしました。
原付は30年ぶり、簡単だと思ってました
私は高校卒業後すぐに原付に乗りはじめて、大学生活の移動の足は原付でした。
大学在学中に車を買って(まさかその車をずっと今まで乗り続けるとは思いもしませんでしたが)、原付は処分し、それきり乗っていません。
とはいえ、最近は車と自転車を併用して乗っており、原付はその中間、久しぶりに乗っても別に平気だろうと甘く考えていました。
原付怖い
現実は甘くありませんでした、30年ぶり、50代からの原付バイク運転は恐怖でした。
怖かった点は以下の通りです
- 右折できない
- スピード出ない
- 風にあおられる
- 下手すると捕まる
右折できない
何よりも怖いのは『右折』です。原付は30キロ制限でスピードが出ないのに、右折時には道路の真ん中(右側)に行かなければなりません。
車の間をすり抜けて、2車線をまたがって真ん中に出ていくことがどうしても未だにできません。
若い頃は何にも考えずにしゅーっと進んで、対向車に怒られたりしてましたが、若い時は本当に怖いもの知らずですね。
1車線の交通量の少ない道ならなんとか右折ができますが、2車線だと無理です。2段階右折をしています。この2段階右折すらも怖い!曲がった時に止まっている車の先頭にいることなりますからね。
というわけで、私はエンジン止めてバイクをひいて横断歩道を渡っています(笑)
スピード出ない
スピードが出ないのは安全、と思っていました。が、現実はこのスピードが出ないことが危険につながるということを実感しました。
スピードが出ないので、車の流れに乗ることが出来ません。つまり車が後ろから来た場合は、追い越されることが前提です。
道幅が十分にあればいいのですが、ない場合、車はじりじりと原付の後ろをついて行くか、無理やり追い抜くしかありません。
大型トラックなどに追い越された時は死の恐怖を感じます。。
ちなみに私は30数年前、原付が車に巻き込まれ30メートルくらい飛ばされた事故に逢ったことがあります。(幸い軽傷でした)
風にあおられる
原付は車体が軽いので、風にものすごく弱いです。
自転車で走っていても風にあおられるんですが、原付のほうがその影響がさらに大きい気がしました。
怖いのは、風にあおられて車線の右側に行ってしまう事、後ろからスピードのある車がきたらひかれてしまいます。
自転車なら危ないと思ったらすぐに止まったり歩道側を走ったりできますからね。
風の強い日は原付で出かけるのは控えたほうがいいかもしれません。
下手すると捕まる
これは私の場合なんですが、自転車での走行に慣れているので、原付もたまにそれと同じ感覚に陥ることがあります。
つい、一方通行を逆走してしまったりしかねません。
自転車はよっぽどのことがない限り捕まることはありませんが、原付は即道交法違反になります。
私のゴールド免許に傷がつく可能性も・・・運転には本当に気を付けなければなりません。
自動車の感覚とだいぶ違った
自動車に乗っているから、交通ルールは大丈夫!とタカをくくっていましたが、実際に原付に乗って見るとだいぶ感覚が違うことがわかりました。
反射神経のいい若い頃ならともかく、この年になって慣れない原付に乗り始めることの危険性を肝に銘じたいと思います。
でも原付はコスパがよくて便利
怖いことはたくさんありますが、原付にもたくさんメリットがあります。小回りが利く、維持費がかからない、などです。
とにかく慣れ、乗って慣れるしかないと思いますので、頑張ろうと思います。