他ファンの方と交流(文通?)する機会もあるのですが、ちょいちょい耳に(目に)することがあります。
「ファンクラブとかには入りたくない、ファン同士の交流をしたくない」
という話です。理由は
「マウントの取り合いになるのが嫌だから」
だそうです。
・・・マウント?
マウントとは
良く言われるようになって久しい言葉ですが、私自身はマウントの取り合いという感覚がよくわかりません。
というか少なくとも私の推しさんの範囲で、マウントのとりあいのようなものは経験したことがありません。ファンとの交流で嫌な気分になったことがないのです。
マウントとは、私が昔やっていた競技だと、高得点が入ります。圧倒的に優位な体勢だからです。相手は何もすることができず、こっちがすべてをコントロールして殴り放題できるのです。
なのでとにかくマウントをとろうとしますし、マウントできれば勝ったも同然。
マウントを取られないようにするにはどうすればいいのか、それは距離を保って、まずは相手に有利なところを掴まれないようにすることです。
圧倒的に力の差がある場合、組んだ瞬間にほぼ実力差がわかります。簡単にマウントがとれたら攻撃の手を緩め、それ以上攻めることはないのが紳士のスポーツです。
・・・と、関係ないような話をしましたが、まあ、野生の動物の上下関係というのが人間のスポーツや人間関係にも延長されていると思うと、そこにヒントがある気がします。
マウントの取り合いは、同じレベルの人間間同士で繰り広げられ、自分のいる位置を確認するために行われるのではないでしょうか?
マウントの種類
ファン同士のマウントの取り合いとは、どんなものがあるのでしょうか?
私は経験がないので、他ファンの方から聞いたことから総合しつつ、ググって調べました。
- 費やしている金額
- 推しの認知度、親しさ
- 若さ、可愛さなど容姿
- ファン歴の長さ
- 座席
- 全通
- 推しに対する知識の深さ
- プレゼントを使ってもらえた
- 公演中に見てもらえた
などを自慢しあい、競い合うことのようです。
・・・うーん?
こういうことを、情報として交換、自己紹介として提示することは現実としては確かにある。私も経験がある。
公演全部行きの方とか、、すごいな~うらやましいな~とは思うけど、対抗心とか劣等感とかは全くわきません、劣等感はあるかな?根本的にはオタ活に注入できる経済力の差ですからね。
圧倒的上位にいる人とは、マウントの取り合い、にはならないでしょう。だって毎週韓国行く人いるんだぜ?ミュージカルとかだと数十の公演ほぼ全公演行くんだぜ?それも全てVIP席(日本円1万円以上)
マネできん以前にしたくない(笑)
自分の経済力を情けなく思うこともあるにはあったけど、それは他の人とは関係ない話。
本気で全通したいなら、どんな手をつかってでもお金を得ただろうし、そうしなかったのは自分の気持ちがそこまででもなかったということ。
全通してみたい気持ちもあるにはあるけれど、どう考えても大変だなと、行けずに済んでる自分の境遇がかえってよかったと思ったりもしてました。
あと、『若さ対ファン歴の長さ』、これは、反比例する関係ですよね。
これは絶対的事実で挽回することができないものだから張り合ってもしょうがないでしょう。
ファン歴で序列ができるのはそれは普通だと思いますし、自己紹介でまず歴を提示し合うのは当然の流れでは。歴が長いと聞いて「マウントとってきやがった!」と思うのはそれはもう受け取り方の問題。
若さに関しては人類すべてが平等に年をとるので、どうということもないです。
それと、推しとの距離感、親しさ、見てもらえた・・・等についてですが、
現実問題、推しさんと親しいファン、そうでないファンがいるのは当然だと思います。
会う回数を重ねてくるごとに、自然に顔見知りになり、長年支えてるファンをスターが特別に思うことは至極自然な事だと思うし、高価なものをいつもプレゼントしてくれる人には、推しが覚えて見る目が違うのも当然(芸能人だからね)
そういうことに関して、自分がうらやましいと思う(いいなー金があって等)ことがあっても、実際に推しと結果的に親しくなった人が言うことに関しては自慢以前に事実を言ったったまでにすぎない。
他ファンの方からメールで
「(某アイドルさんのファンが)この曲は私の為に歌ってくれてる、いつも私を見ながら歌ってくれる、と自慢するファンがいる。だからファン同志で交流するのが嫌。」
というような話を聞きました(読みました)そういう人がいる事実ならすごいし、妄想なら面白い(笑)
いいじゃんそのくらい、言わせてあげれば、、、と、思いますがそういったことを言われて「マウントとられた」と嫌な気分になるのはなぜなのでしょう???
ファン活は何か競技のようなもので、負ければ悔しいのでしょうか。張り合う気持ちがあるからこそ競争心が出てくるのかもしれません。苦痛に感じるのは劣等感を感じるからなのかも。
劣等感、これが『マウント』の正体なのでしょうか。
自分次第でマウントは存在しない?
私はどっぷり漬かるようなオタ活をしたのはある一人しかいなかった(記事執筆当時笑)ので、他の界隈がどうなのかわかりません。
他ファンの方が「掲示板はマウントの取り合いで見るのも嫌」とおっしゃってました。何をもってマウントとするのか?
自分の推しの界隈では、個人同志、裏ではなんかあったりすることもあるでしょうが、表面上は礼儀正しく仲良く、健全な情報交換をしているように見えます。ファンカフェはもちろん匿名性が高く悪口の多いDCインサイドでも”マウントの取り合い”ということは見たことがないですね。
ただ、自慢はあります。書き込みをした人が「嬉しい経験があったから、ぜひみんなに聞いてほしい!」という気持ちで、ほほえましく感じでもそれをマウントと感じたことは、少なくとも私はないです。
ファン同士の会話で自分ファン歴何年、ツアーはどこに行った、席はどこだった、こういうことがあった、あげた、言ってもらえた、それを表明することが”マウント”ととられてしまったら、何にも話できません。
伝え方、言い方の違いなのかな。
自分が推しに声かけられたときは、周りの全然知らない人に「ヤッターよかったねーバンザーイ!!」ってめちゃくちゃ喜んでもらえました。その空気の中にマウント上下関係はありません。韓国人だからかな??
そんなにファンクラブ内の交流って嫌なものなんでしょうかね。。自分の推しの界隈が特別なのか、それとも他と変わらないのか、わかりません。
・・・今現在、現時点でご本人の生身に会いたいという気持ちがないので、焦ることがありません。渡航できないですしね。ある意味ラッキー。
ファン同士のマウントとは、まとめ
まとまりがなくなりましたが、私が言いたかったこと、モヤモヤしてたことは
- ファンクラブというのは通常マウント合戦のつらい場所なのか?
→受け取り方の違いでは? - そもそもマウントってなんなんだ?
→自分が劣等感を感じているだけでは - 界隈にマウントはないのか?
→少なくとも私は感じたことがない。感じてないだけかもしれないが
自分の推しの界隈はみんないい人たちばっかりでしたよー。。。。
・・・もしかしてこういうのが自慢になってマウントと思われてたりして?
「ファン同士の交流はマウントの取り合いになるから嫌なんですよね」
そんな言葉に対して、何て答えるのがベストなのか考えてて長くなりました。
※追記:2021年、推しが変わって現在ちょっと考え方が変わりました…それについてはいづれ書くかもしれません。