2014.08.29 韓国ミュージカル ゾロ 後編 あらすじ&感想

2014.08.29 韓国ミュージカル ゾロ 後編 あらすじ&感想

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2015年07月11日

続きです。

 

2幕目はとくに終わっちゃうーと思う恐怖の中で記憶がかなりあいまいな中、思い出し書いていますので、前後関係や描写が違っている場合が多々あると思いますがご了承ください。

 

青い文字が個人の感想&ツッコミです

 

幕が開き、中米風衣装のギターとバイオリンのトリオが曲を奏でる。

 

邸宅の庭

 

曲が終わると舞台が転換し、邸宅の庭の広場に貴族たちが集まっていた。

 

市長が新事業の投資家をつのっていたのだ。

 

「アメリカ大陸横断鉄道を作るため、スペインからやってきました」というラモン。

 

「私の父もそれを実現しようとしましたが、志半ばで倒れました。カリフォルニア市民のために、投資家の皆さんよろしくお願いします」と。

 

ガルシアとイネス、ディエゴも貴族の扮装をしてその中に紛れ込んでいた。

 

この貴族のおぼっちゃんの姿がまた素敵すぎて気絶しそうでした。

 

ガルシアの妙案は、投資家の中に紛れて、ラモンの野望を探ろうというものだった。

 

ディエゴは二人の息子という設定だった。

 

ラモンは続ける

 

「スペインで出会ってから愛を育んできた女性と結婚します、紹介します、ルイザ」

 

ルイザが呼ばれる。

 

ラモンの姿を見て正体がばれないか心配し、目を合わせないようにしていたディエゴだったが、ルイザの姿をみて目の色が変わる。

 

「あれはルイザ?」と驚く。

 

「知り合いなのか?」というガルシア。

 

「はい、ゾロの姿をしていたので正体はばれてないと思いますが、風呂場で会いました」

 

「どこまで見たのだ?全部見たのか?」と興味を示すガルシア。

 

「みなさんありがとうございます。私は本当に幸せです」と笑顔でいうルイザ。

 

ルイザは「父が脅迫されているので仕方なく結婚します、ラモンが死ぬまで幸せです」と嫌味を言う。

 

「ル、ルイザは冗談が上手いな」とごまかすラモン

 

とりあえず初回は字幕もないし推しの姿だけ見ていて何が展開されているかまったくわかりませんでした。

ちょこんと後ろに手を組んで、立ってる姿も何もかも可愛いのです。

 

私レベルまでいっちゃってるファンじゃないとかわいいと思わないか心配でしたが、ライトファンの同行の友人や、舞台評論家も

「大人の歌手と思っていた彼がこんなに可愛いと思わなかった」と言っているので本当にかわいいんですよね?(確認)

 

友人によると「5頭身デフォルメした漫画の可愛さ」だそうです(笑)

 

ダンスパーティになり、ルイザと口論になるラモン。

 

イネスがディエゴを突き飛ばし、ルイザといるラモンにぶつける。

 

背中に激突し「一体何ですか?」というラモン。

 

「ええと、」とその場をなんとかごまかそうと「オーレ!」と踊りだすディエゴ。

 

さらにイネスがその場を盛り上げる。

 

♪ Djobi djoba

 

2幕明けのトリオがパーティの楽隊として演奏。イネスが歌う。

 

ルイザはゾロの正体を知らないが、ディエゴに好感をもち、二人で楽しく踊る。

 

面白くないラモンはディエゴに対抗し、ルイザの取り合いをしながら踊る。

 

ルイザはラモンとは険悪な雰囲気で、ディエゴとだと安らかになる。

 

踊りがイケメンすぎてまた気絶。

とにかくこのシーンは本当に何度見てもうっとりして、気が遠くなりました。

 

ずっと見ているのに何があったかあまり憶えていないという、、、

自分の脳がハードディスクだったらいいのに、人間は忘れるものであることを本当に恨みました。

映像も出ていないし、本当に切ないです(涙)
もっと見に行けばよかった・・・6万やそこらの金を惜しんで行かないなんて、、私は本当にバカ!バカ!

 

ディエゴはルイザの手をひいて会場から逃げ回る。

 

ルイザが羨ましすぎて死亡

 

ラモンはディエゴに決闘を挑み、ディエゴは受けて立つ。

 

ラモンはディエゴが砂漠に捨てた一労働者のディエゴだったと気付く。

 

ゾロとしての訓練を受けたディエゴは、ラモンとはじめ対等に戦っていたが

 

疲れがでてきてついにラモンに負けてしまう。

 

椅子に華麗に座るシーンがあるんですが一度ひっくり返りそうになりました。

 

また、初演の回で決闘シーンで剣が壊れてしまいましたが、ガルシアが機転をきかせアドリブで乗り切りました。

こういう毎回のハプニングの対処が、生きている舞台の醍醐味ですよね。

 

とどめを刺されそうになったところでガルシアの機転で難を逃れ、その場を後にする。

 

ガルシアのこらした策により、抽選に当選。まんまと投資の権利を得る三人。

 

パーティが終わって、ルイザがディエゴ達の後を追いかける。

 

ルイザは「どこも怪我してない?」と心配する。

 

ディエゴは「あっちもこっちも痛いよ」と冗談を言う。

 

本人が素で言いそう(笑)

 

「明日も会えるわよね」と聞くルイザ。

 

明日は鉱山の見学の日である。

 

「だめだよ、君の顔が真っ黒になっちゃうから」

 

ゾロの正体がばれたくないディエゴははぐらかす。

 

「私の顔を心配してくれるの?」とときめくルイザ。

 

♪ Falling

 

ディエゴにも恋してしまうルイザ。

 

「昨日はゾロ、今日はディエゴ、私って浮気者?」と自分を見失うほど踊り歌う。

 

そこへラモンが通りがかり、そのまま逃げる。

 

ルイザの歌2度目。本当に、自分が今目にしている幸せも、夢なら覚めてほしくなくて切なくなりました。

もうちょっとしたらこの舞台も終わっちゃうの?終わりがくるのと切なくなり集中力が切れ始める。。

 

鉱山

 

強制労働されている人々。

 

鉄道はカリフォルニア市民のためでなく、ダイヤを運び、ラモンの私利私欲だけのために造られるという陰謀が明らかになる。

 

「列車は片道だけ、これからは戦争だ!」とラモン。

 

♪ For Carifornia

 

ラモンは「自分にだって幼い頃夢はあった」と振り返りながらも、自分の父親を殺されて悪の道を選んだことを歌い上げる。

 

このラモンさん(私が見た3回とも全てパク・ソンファン氏)の歌と感情表現が素晴らしくて、大絶賛の拍手、もちろん私もしました。

そして近づいてきたとき、まあまあのニンニクのにおいがしました(笑)

 

匂いといえばルイザは香水の香りを漂わせてて、アンサンブルの女性の香水もわかりました。

 

え!じゃあ、においをかがなくちゃ!うり歌手様の!!として近づいてきた時にくんかくんかすーはーすーはーしまくりましたが、何のにおいもしませんでした。。

汗もツバもびゅんびゅんとできましたが、かかりはしなかったと思います(笑)だんだん変態の目線になっていきます。。

 

鉱山投資家にまぎれ続け、探るガルシアとイネス。

 

そこへルイザがやってくる。

 

ディエゴとルイザが知り合いだということを知ったイネスは、ルイザに協力してほしいと頼む。

 

そこへ銃声。ゾロがロープを使って上から降りてくる。

 

ここはサプライズで登場するシーンなのですが、私は推しが舞台にいないときは、出てくるところを探してそこをピンポイントで狙っているので、

やぐら上で待機しているところとか降りてくるところはばっちり押さえている、、つもりでしたが、

数回見てるうちに慣れてストーリーを追えてくると、登場を見逃してしまうことがあり、大変悔しい気持ちになりました。

 

ラモン側の兵士と戦いになる。

 

ゾロはついにラモンを捕まえ、馬乗りになって殴りかかる。

 

このシーンがこの場面だったのかが自信がないんですが、格闘シーンのことは強烈に覚えています。

ハアハアハアハア息をガチで荒くして馬乗りになるシーンも萌えますねえ。。

 

ゾロたちが勝利を納めるかと思ったところで、

 

銃で狙われたゾロをかばおうとしたガルシアが撃たれ、命を落としてしまう。

 

ゾロはなんとかその場を脱出する。

 

イネスは囚われてしまう。

 

「そこまでしなければいけないのか」と愕然とする市長。

 

牢獄

 

牢獄の中に囚われたイネス。ガルシアを失い憔悴しきっている。

 

そこへルイザがカギを持ってやってきた。イネスを逃がすためだ。

 

しかし、兵士に見つかってしまう、逃げきれなくなったと思ったところ、兵士がいきなり倒れた。

 

後ろにはゾロが立っていた。ルイザはゾロとやってきたのだ。

 

ゾロは兵士との激闘の末、イネスとルイザの救出に成功する。

 

どこのシーンかまた忘れましたが、ゾロが剣を落として、アンサンブルが拾って幕の外にもってたりもありましたね。

落とした時のゾロの「はっ。。」って顔が印象に残っています。

 

イネスの語り

 

逃げきった三人はジプシーのキャンプで休む。

 

イネスはここで二人に本当のことを話す。

 

イネスが歌いながら、かなり素敵なアニメが流れるんですが、初演はほぼずーっと推しだけをみていたので、全く内容がわかりませんでした(笑)

というかアニメが流れていたことすら知らなかった(笑)

推しは休憩タイムみたいな感じで、舞台下手に腰かけて舌をペロペロしていました(笑)

2回目以降はチラチラチラ見。

1列目で見た時にスモークがすごかったため、推しが隠れたのでようやくあきらめて落ち着いてアニメ映像をみることができました。

 

♪ The Man Behind The Mask

 

実は、ルイザの父、市長アレハンドロがゾロだった。

 

20年前、ラモンの父も市民を苦しめていて、それを救うためにガルシアとアレハンドロが立ち上がり、ラモン父を倒した。

 

二人は英雄だったが、ゾロによって殺された兵士の家族が復讐し、ゾロ=アレハンドロの妻は放火され命を落としてしまった。

 

アレハンドロは残された娘ルイザのためにマスクを捨て、ガルシアもそれきりやる気を失ったのだと。

 

市長の家

 

ルイザはバルコニーで、父に問いただす。

 

父のせいで母が死んだこと、自分のせいでゾロをやめたこと。

 

ディエゴは、市長の家の前で一人立ち尽くす。

 

ゾロがいなくなった理由にショックを受けたディエゴ。

 

♪ I’m Fool.

 

 

 

「お願い本当のことを話して」と父に詰め寄るルイザ

 

「全部うそだったのか、誰を信じればいいんだ」と絶望するディエゴ。

 

ディエゴはマスクを脱ぎ捨ててその場を立ち去る。

 

この場面も気絶です。

推しはパンフレットのインタビューで、一番好きな曲はこのルイザとのデュエット「I’m Fool.」だと言っています。

映像はキムウヒョンさんなのですが、脳内で推しの声に変換して今でも悶絶できます。

ものすごく切なくて、内臓にきます。本気で感情が伝わってきます。

悲しそうな推しは本当にセクシーです。

自分のボキャブラリーのなさが口惜しいですが、本当に素晴らしいです。

 

ただ、実をいうと、なんでディエゴがこんなにショックを受けてゾロやめたのかが、いまだに理解できてないんです。台本的に。

だまされていたとか言ってたと思うんですが
(字幕あったのに推しばかりみてるからあんまりよく見ていない(笑))

なんであんなに悲しんだんでしょうか?もう一度みて理解したいです。。

理解できてないのにめちゃめちゃ悲しくなるという、、推しの感情伝達力はすごいです。

 

♪ Hope

 

一人になった市長は、家の外に出て苦悩する。

 

「いつから道を失ってしまったのだろうか、、」

 

そしてディエゴが落としていったマスクを拾い上げじっと見つめる。

 

鉄道建設現場

 

 

ゾロが消え、ラモンの悪行は収まらず苦しめられている女性達。

 

ルイザもイネスも、共に訴えるが、

 

「もうお前たちを救うものはいない、俺に従え」と高らかに語るラモン。

 

そこへゾロが現れた。お腹の出たゾロが。

 

年老いたゾロはすぐにラモンに撃たれ、倒れてしまう。

 

ラモンは「こいつがゾロか」とマスクを外す。

 

正体はもちろん市長アレハンドロである。

 

「なんだ、こいつだったのか」と馬鹿にして笑う。

 

「20年前俺の父親を殺し鉄道を阻止したゾロか」
仮面をかぶっておどけるラモン。

 

「こいつを始末しろ!」と兵士に命じるラモン。
ルイザが銃を向けられた父をかばう。

 

「きっと天罰が下るわ」とラモンに言い放つ。

 

「わかった、早く殺せ!」と叫ぶラモン。

 

正に打たれようとするその時、民衆が雄たけびを上げる。

 

♪ Libertad

 

民衆の迫力と団結力で、兵士たちも怯む、兵士たちもまた抑圧された民なのだ。

 

やがて兵士たちも民衆の側につく。

 

ラモンは孤立無援の状態になる。

 

兵士たちの銃口はラモンへ。

 

もうこの辺の一連の場面、ゾロは?ゾロでないの?え?ゾロなしで解決??とかなりストレスたまりましたね(笑)

 

「降伏しなさい」と詰めよるルイザ

 

ラモンは観念した様子で「ルイザ、最後に一つ話がある」と言う。

 

ルイザは銃口をおさめさせ、話をきこうとする。

 

「すまない」と言うラモンにルイザの表情が和らいだ

 

その瞬間、ラモンはルイザを人質にとり、銃口を突き付ける。

 

「動くな!この女の頭が吹き飛ぶぞ」と言い残し、ラモンは去る。

 

私は初演のとき、もちろん舞台のそでを見て、ゾロの姿を探しましたね。

そしてやぐらの上でロープがゆらゆらしてるんです。

おお!ここから出てくるのね!目線はそこに一点集中です。

 

大陸鉄道

 

そこへロープに乗ってゾロが現れた!

 

・・・誰?

 

なんと現れたのはシュッとしたゾロ(笑)

本当に申し訳ないのですが、ズコーって感じでした。

ここそんなに危険なシーンかなあと思うんですが、、ごめんなさい><。

私らの中でこのシーンは「ちくわ大明神」と呼んでいます。。

 

ラモンは列車を運転し、ルイザとともに逃げるつもりだ。

 

ルイザは列車の先頭に縛り付けられていた。

 

「この列車にはダイヤがたくさん積んである、これを元手にまたはじめからやり直すぞ!」と高笑いするラモン。

 

そして荷台にゾロが降り立った。マスクを捨てたはずのゾロが。

 

ここでようやく本人で安心しました(笑)

 

イネスの告白を聞いて以来、合っていなかったルイザは、
ゾロに「来てくれたのね」と言う。

 

「どうやらこの格好が好きみたいだ」と言うゾロ。

 

お前は何者なんだというラモンに、マスクを脱いでみせるゾロ。

 

「ディエゴだったのか!」と驚くラモン。

 

その声を聞いてルイザもディエゴがゾロの正体だったと知る。

 

「そう、僕はディエゴだ、黙っていてごめん」というディエゴ。

 

「ゾロがディエゴだったなんて嬉しいわ!私は二股かけてるわけじゃなかったのね」と喜ぶルイザ。

 

列車の上で激しく戦うディエゴとラモン。

 

ディエゴは縛られているルイザを開放する。

 

ここのアクションとにかくハラハラして大変です。

映画マスク・オブ・ゾロで、汽車のシーンがあるんですが、まさかそれを舞台で再現するとは。

等倍の大きさのド迫力の機関車で、本当に動いてるように見えるんですよね。

これは本当に誰しも一見の価値ありと思いますよ!

 

演出なのかガチでそうなのか、列車から落ちそうで本当にスリリングでした。

前転したりしてアクション俳優さながら。本当にこんなことできちゃう歌手を尊敬します。。

 

ルイザは列車を止めようとするが、誤ってハンドルを壊してしまう。

 

「ごめんなさい、止まらなくなっちゃった」

 

その後もラモンと戦い続けるが、一瞬の隙をついて、ディエゴはルイザとともに鉄柱に飛び移る。

 

ラモンは列車の上に残される。

 

一人で再起する意欲を見せるラモン。

 

しかし線路が破損していて、列車は墜落してしまう。ラモンは爆発に巻き込まれ、命を落とす。

 

砂漠

 

 

列車を飛び下りた場所から、砂漠を歩いて帰るディエゴとルイザ。

 

ルイザは疲れ切った様子で

 

「汗びっしょりになっちゃったわ、下着まで濡れちゃったわ」というルイザ。

 

目線を下にうつすディエゴに「見たでしょ」というルイザ。

 

そして倒れこんでしまい、
「もう歩けない」と子供のように駄々をこねはじめるルイザ。

 

「ウルジマパボヤ(泣くなバカ)~!!」と一喝するディエゴ。

 

場内爆笑

私もセリフの内容はほとんどわからなくて、皆が笑ってるところで笑えなかったんですが(でも笑うふりはした(笑))

こういうわかりやすいギャグうれしいです。何回聞いても笑う鉄板シーン。

 

仕方なくルイザをおんぶする。ディエゴも疲れている上にルイザが重い。

 

ルイザのキャラが好き過ぎます。

映像のキムウヒョンさんは長身でルイザをおぶってもバランスがいいのですが、

推しがおぶると本当、身長がそう変わらないのでめちゃめちゃ重そうで超かわいかったです(笑)

 

「今度から砂漠でも見た目が暑苦しくない白いコスチュームにしてみたら」と真っ黒ずくめのディエゴにつぶやくルイザ。

 

苦しそうにおんぶするディエゴに、
「またいやらしいことを想像したでしょ」といって頭をはたく。

 

推しが叩かれてる!叩かれた推しを目撃した!私は見た!!いちいち興奮です(笑)

 

市長の家の前の広場

 

 

解放の喜びに沸く市民達。

 

バルコニーには市長と、家に戻ったルイザ。

 

はあ。。ラストシーン(TT)終わることのつらさでほぼ気絶

 

「私は忘れていた希望を思い出しました。これからは皆さんとカリフォルニアのために働きます」と決意を新たにする市長。

 

「そして私の気持ちを呼び起こしてくれたゾロに感謝を申し上げます」と宣言。

 

バルコニーが回転し、剣を天に向けたゾロが現れる。

 

VIVA EL ZORRO と賞賛する市民達。

 

上を見上げるゾロが肩で息をしてて。汗が光ってて。

終わるのはつらいけど、本当に勇ましくて爽やかで、まさに痛快なラストシーンでした。

切ない(TT)(TT)(TT)

 

エピローグ

 

イネスが歌いだす。

 

♪ Bamboleo

 

「胸の中には何がありますか、怒り、悲しみ」

 

「舞台の上の話は嘘だけれど、冷えた心が動いたなら立ち上がってください」

 

観客総立ち、一緒に手拍子で踊る。

 

アンサンブルが客席に降り、観客とともに踊る。
(カーテンコールへ)

 

♪ Vamos A Bailar

 

カーテンコールは、アンサンブルから、脇役、悪役、準主役、ときて最後がもちろんゾロ!

くるーっと回って出てきた時は大歓声。

ミュージカルの間押さえてたキャーキャーの悲鳴を声がかれるほど叫びましたよ(笑)

Vamos A Bailar が流れた所を思い出すと、今でも泣けます(笑)

 

このままで終わるのがすごく切なかったんですが最後にでてきて、踊って、

幕が下りる最後の最後まで舞台に寝転がってまでぐいっと目を客席に送ってくれたのが本当に嬉しかったです。

なんか救われた感じ(笑)

 

最終日のときは、インタビューもありました。

 

終演

 

初回見たときも通路側で、アンサンブルさんにダンスに誘われたのですが、いつまた出てくるかわからなかったので舞台見てて無視してしまいました><。

その次の回のときは、踊りの間は出てこないことがわかったので安心して(笑)ダンスに誘われてくるくる回りました!踊りまくりです。

超・超・超・超・楽しい!場内みんなで手拍子で、手がビリビリでした。

 

本当に夢の、夢の舞台でした。

初めて見たミュージカルがこんなに楽しい作品で私は本当に幸せを感じられました。

ファンとしてもそうですが、作品のメッセージ性、「忘れていた希望を再び見出す」というのが胸に響きました。

見れば見るほど、いろんな気づきがあって、自然と涙がでてきます。

あんまり泣いてる人はいなかったようなので私も泣いてないふりをしてさっさと帰りましたが、、、

私は泣けました。いろんな感情が溢れます。

 

何度でもいいますが、もう一度、二度、三度見たい。。

 

こんな作品、こんな気持ちになることが、これから先にもあるでしょうか?と不安にすらなる感動でした。
以上となります。

 

あー書いててまた辛くなってきた(笑)