衝撃のミュージカル出演発表、2014年7月15日からもうすぐ1年になります。(自分がもう一度見れないことが)辛くていまだにトラウマから抜け出せませんが、私の人生が変わるほどの感動を記憶の奥底に入れたままではもったいないので、ようやく書く気になりました。必要としてる人がいるかわかりませんが、何年か後の自分に役立つかと思って書きます。薄れゆく記憶と自分の汚いメモと断片的な公開映像を繋ぎ合わせて書き起こしました。私の能力では台詞もちゃんと聞き取れてないですし、順番や正確さに相違があると思いますが、その点ご了承ください。思い出しては、書き足す&修正するかもしれません。青文字が私の感想&ツッコミです。オープニング開演前:夜の森のセットがすごく綺麗。平面的な舞台なのにすごく立体感があり不思議な感覚でした。舞台、夜の森。ジプシーの馬車が止まっている。男性アンサンブル一人が一輪車に乗って横切るもう一人の男性アンサンブルが舞台中央に立つ、フラメンコを静かに踊りはじめる。オーレ!の声を上げると舞台の照明が明るく転じ、両そでから男女アンサンブルがにぎやかに入ってくるイネスが舞台中央に、「今から私たちがお見せする物語で皆さんの心を温めます。それでは始めましょう」♪ Baila MEイネスが「今宵の舞台を見て、悲しみや痛みを全て忘れ、私達と一緒に楽しみましょう」と歌ったところで、馬車の上を全員が見上げるバイラバイラバイラ・・・という声とともに、屋根の上に華やかなパソドブレの衣装のディエゴ(ゾロ)が登場。絨毯を滑りおちに舞台に降りてくる。「声!この声!」私はキャーというよりひいいいいと悲鳴を上げたと思いますあまりにも突然で予想もしていなかったので、1回目みたときはフリーズしてその前後の記憶が欠落しました。友人に「絨毯から滑り落ちたのよかったね」といわれて、「・・・あったっけ?」と思うくらい。2回目、3回目はわかっていたので、アンサンブルが踊っている時点でもう幌馬車の上をガン見でした(笑)中央にてアンサンブルと楽しげに歌い踊る。あまりにもかっこよくてそれだけでも気を失いそうだったんですが、2回目、一列目で見たときのことです。踊りながら顔がこっちを向いていて、ガン見されたんです。あまりにも信じられず、「私でしょうか?」的に指を顔に向けたら「うんうん」とうなずいて踊りの中に去っていったんです。ガチです。(そういうファンサです)おかげで、せっかく一列目なのにしょっぱなからかなりフリーズしてそうとう記憶を失い、その後集中力が完全に欠落しました。ひどいと思いません?何を考えてるんでしょうか?(笑)今まで、生きている人間なんだろうなという認識はありましたが、初めての舞台を見て、ようやく「実在したんだ」とは実感しました。それでも、映画やドラマの世界のように、あちら側の世界で生きていてこちらとは交流しない、架空の世界の生き物のような感覚でとらえていた気がします。だからこちらの反応に推しが応えたのが衝撃的でした。絵がしゃべった!みたいな感じです。砂漠♪ (タイトル不明)舞台が暗転、アンサンブルが引け、ディエゴが中央でアンサンブルに手伝われ衣装を着替える。上着を脱いで、汚れた白いシャツに。これまたかなりのサービスタイムです。推しは他のゾロ俳優と違って諸事情により(笑)タンクトップを着てて残念なんですが、背肉といいますか脇の辺がプルプルしてるところとかじっくり堪能しました。話のあらすじよりそういう細部が気になってしまいます(笑)ディエゴだけが残り、舞台中央であおむけに倒れる。ものすごく横顔がきれいでした。一列目だと舞台の奥でみえません。ちょっと中腰になってみました(笑)荒涼とした砂漠で、カラスが倒れた男を狙っている。ディエゴははっと起き上がると、ナイフを手にして走り去っていく。市長の家の前の広場♪ For California舞台に回転しながら市長の家が現れる。バルコニーから、広場に集まっているカリフォルニア民衆に向かい、市長アレハンドロが「皆さんの暮らしをよくするために新たな鉄道事業を始め、増税もします」と言う。そしてスペイン帰りで新しく総督の地位についたラモンを紹介する。そこへ強制収容所から脱走したディエゴがあらわれるラモンにナイフをもって立ち向かおうとするが兵隊に撃たれてしまい、息絶えるお芝居だとわかってるんですが、撃たれると辛いです><テラスにいるラモンのそばに、市長の娘ルイザが来る。二人はスペインにいたときからの知り合いだった。ルイザはラモンを「ストーカー」といって嫌うが、ラモンは政略的目的のため、ルイザと結婚しようと思っている。砂漠とジプシー♪ Entrada死亡を確認されたディエゴはそのまま砂漠に捨てられるそこへ不思議な歌を歌うジプシーたちが現れるてぃ~りりりりり レレレレレ~~~死んでるディエゴをみんなで持って運ぶんですが、体がぴーんと一直線になっていて体幹すごいなと思いました(笑)ディエゴを舞台中央台の上に載せると、イネスは呪文をとなえディエゴの胸を強くたたくするとディエゴば驚いて起き上がる生き返ったのだ。「痛い、びっくりした」といって台の上に座る。イネスがその隣に座る。イネスは自分が生き返らせたとディエゴに話す。ディエゴは撃たれた胸は痛むが、生きている自分を確認する。なんか、ものすごく可愛いんです!イネスが自分が生き返った理由を知りたくないとディエゴに尋ねる。ディエゴは、いったん拒絶して去ろうとするが、やはり戻ってくる。あなたの未来が見えると冗談を交えながら話すイネス。ディエゴに「目をつぶってみて、何が見える?」と聞くと「真っ暗です」と答えるディエゴ「それがあなたの未来よ」とふざけるイネスディエゴは、収容施設で働かされていた仲間が皆殺された、その復讐がしたいという。イネスは英雄になって手伝えと言う。手伝ってくれる男を紹介する、その男の名は「ガルシア!」舞台下手袖からガルシアがせりあがってくる。ガルシアの登場も、最後は意表をついて別の場所から出てきたりしていました。酒場♪ One more beerガルシアは飲んだくれの僧侶。酒場の女たちをはべらせながら「昔ゾロとかいう奴がいたっけ。剣を振り回していたゾロもどうしょうもない奴だった」と歌い興じる。そこへディエゴを連れたイネスが現れる。「私の女神イネスよ」とガルシアはイネスにぞっこんのようである。イネスに抱き着こうとして避けられ、ディエゴとぶつかる。ガルシアの酒くささにディエゴは閉口する。すっかり堕落しきっている姿。ディエゴもダンスに巻き込まれるが、イネスが静止する。腰を振りまくって本当に勘弁してほしいです。このダンスシーンのダンスが毎回アドリブが違ってて楽しいです。最後に見たときはロボットダンスも披露してました。一息ついてテーブルにつくガルシアとイネス。ディエゴは後ろで女たちとビールを飲む。「用件を言え」とガルシアがイネスに言うと、ディエゴを紹介し「ゾロにする訓練をつけてくれ」と言う。「条件がある」とガルシア「それはなに?」とイネスが聞くと「愛しい人よ、ここの酒場代を払ってくれ」と土下座する。イネスはあきれて「もう一杯飲もう!」と叫ぶ。イネスはラモンがカリフォルニアの民衆を苦しめているとガルシアに訴える。「今こそゾロが必要なの」ガルシアはゾロがいても何もならないと消極的。ディエゴが割って入る♪ Hope「僕は!見えなくても、聴こえなくても、触れなくても必ず探し出す、失った胸の中の希望を」この場面も回を追うごとにアドリブが違っています。初回のときはただ歌ってましたが、2回目、3回目は「はい皆さんご一緒に!」と観客を巻き込んで一緒に歌ってました。もちろん私も歌詞を覚えていたので歌いましたよ!ディエゴが子供の頃、ゾロが現れて民衆を救ってくれていた。ディエゴは教会の鐘を鳴らしてゾロを待っていた。ゾロはある日突然姿を消したのだった。ガルシアはがらりと態度を変えて「なんだそうだった、思い出した、君があの時の子供か」とガルシア。ディエゴの真剣さに心を打たれた様子。「明日から特訓だ!」と叫ぶガルシア「えっ?」と戸惑うディエゴ「よくやったわね」とイネス市長の屋敷屋敷の外で民衆は兵士たちに強制連行され、新事業のために働かされていた。部屋のなかで剣を磨きながら、侍従と話すラモン。「男の労働者が足りません」という従者に「男がだめなら女も子供も全て働かせろ!」というラモン。「しかし、、」と躊躇する従者に剣を突き付け、従えというラモン。そこへルイザが現れる「何の用だ」というラモンに「自分の野心のために私を利用している」と怒るルイザ「スペインからここまで追ってきて」というルイザに「そうだ!」と怒鳴るラモン「お前たち親子を利用してやる」というラモンに、剣を向けるルイザルイザの剣をさばきながら、「俺についてこい、世界一幸せ女にしてやる」とあざ笑うラモン。平手打ちをして去っていくルイザ。教会教会の中でガルシアと市長が座っている。「最近どうだ」というガルシアに「私の至らなさで民衆が苦しんでいる」という市長アレハンドロ二人は旧知の中だった。「言い争いはやめよう、もう喧嘩はしたくない」とガルシア「俺たちが最後に喧嘩したのはいつだっけ」と市長「俺が童顔だと言ったことで喧嘩になったな」とガルシア「黙れといってスプーンを喉にいれやがったな」と思い出話からまた言い争いになる市長が「また黙らせてやろうか?」と胸ポケットからスプーンを取り出すそこへイネスがやってくる「久しぶりだなイネス」と市長も立ち上がる、イネスとも知り合いのようだ。イネスはディエゴを連れてきていた。「来たな!」とガルシア「あの、ところで、市長がなぜここに。。」とディエゴ「ああ、古い友人だ」とガルシア「よけいな話はするなよ」と言って去っていく市長「ところで準備はできたか?」とディエゴに尋ねるガルシア得意顔で「気持ちの準備はバッチリです」と答えるディエゴ「何を言ってるんだ、準備といったら金のことに決まっているだろう」とガルシアあきれるディエゴとイネス「わかったわかった、出世払いにしてやる」とガルシア「いつから訓練するんですか」というディエゴに「それは、今だ!」と足をふみしだくとディエゴは落とし穴に落ちる初めて見たとき、舞台上手から降りようとしたときはこっちに来るかと思って死ぬかと思いました(笑)1列目で見た2回目は、手を伸ばせばさわれる位置にいて、ちょいとした事件を起こしそうな自分を抑えるのに必死なのと、視野角が50センチくらいしかなく目の前がなんというか、目のやり場に困るわ全く集中できませんでした(笑)(笑)「俺が20日でゾロにしてやるぞ」と穴に落ちたディエゴにガルシアが叫ぶ「どうだ?何が見える?」と聞くと「真っ暗です」というディエゴ「それがお前の未来だ!」と高笑いするガルシア「それ、私がすでにつかったギャグよ」というイネスイネスはガルシアにディエゴを託して教会を去る。洞窟舞台下手袖から叫びながらせりあがるディエゴ。落とし穴に落とされた先はガルシアの秘密の洞窟だった。酒びんを片手に飲みながら、ディエゴの剣術の相手をするガルシア。ディエゴは果敢にガルシアにとびかかるが、軽くあしらわれる。ガルシアは法衣を脱ぎ、剣をとり、真剣に訓練に付き合いはじめる。ディエゴの体中を剣で叩いて、厳しく鍛える。「基本姿勢!手!足!」鍛えていくうちにディエゴも反応できるようになってくる。「悪くないな」というガルシアに「ありがとうございます」と油断するディエゴそこをまた叩くガルシア。舞台を見るまで心配してた剣術ですが、本当にすごいと思います。これくらいになるまでにいったいどのくらい練習したのでしょうか。ギャグをまじえた剣術シーンは完璧と思えました。「目標は何だ?集中しなければ死ぬ!」というガルシアの言葉を、ディエゴも復唱する。「お、イネス来たか」というガルシアの目線をつい見てしまい集中が途切れるディエゴ「お前今死んだぞ」と言われまた叩かれる。再度「集中しなければ死だ!」を繰り返す。今度はディエゴが「あ、市長だ」とガルシアの気をそらして反撃しようとするが、「なんで市長が来るんだよ」といって叩かれてしまう。剣を振り回して目を回そうとしてもひっかからなくなるディエゴ。「頭!足!」と言いながらそこを攻撃するガルシア、それを防ぐディエゴさらに「足!足!足!」と言いながら頭を攻撃する。ディエゴは「足って言ったじゃないですか!」と口答えをする「信じるな!」とガルシアに一喝される戸惑いながらもガルシアについていくと、ガルシアの攻撃にだんだん防御ができるようになってくる。ガルシアの「頭!足!足!足!」の嘘の攻撃にも引っかからなくなってきた。「女の子だ!」という言葉にも一瞬気をとられるものの、防御ができた。「やったね!」と得意げなディエゴ。悔しさに叫ぶガルシア。気合いを入れて「今から俺をラモンだと思え」と、いうガルシア。ディエゴも気持ちを入れなおしてガルシアに立ち向かう。緊張が走る。「目的はなんだ?戦う目的は?」というガルシア復唱するディエゴ「戦う目的は、、」「勝つためだ」「勝つためだ」と復唱するディエゴ。「俺が誰だと?」というガルシアに剣を大きく振りかぶって「ラモン!」とかかっていくディエゴ。身体に力が入っているディエゴをガルシアにはやすやすとかわしてしまう。ディエゴは剣を落としてもガルシアに飛びかかるが、それも効かない。倒れたディエゴの首に剣をつきたてるガルシア。「お前の心の中には自分の復讐心しかない。ゾロは民衆のために戦わなければいけない、己の復讐心を捨てて勝て、それこそが本当の復讐だ」と厳しく叱りつける。ガルシアは去り、悔しさにうなだれるディエゴ♪ Hopeそうしてディエゴはゾロへと成長していった。もうこのHOPEが素晴らしすぎて、、、昼間の部の公演では少し苦しそうかなと思う部分もありましたが、ぐんぐん声量が伸びてお腹から声が出ているというか。私は生で聴くは初めてだったので、この声で鼓膜をダイレクトに揺らされることの感動に打ち震えました。苦しむ民衆たち♪ In one dayラモンの政策によって、女性達も労働に駆り出される。一日の労働につかれてぐったりとしている女性達。そこへルイザが現れ、女性達にパンを配る。ルイザは苦しめられている民衆を支援しているのだった。それを兵士に見つかり、全員捕まりそうになる。そこへゾロが現れ、兵士たちをしりぞけ、ルイザたちを逃がす。市長の屋敷バルコニーの上に立ち、ゾロを捕まえろと指示するラモン。そこへ突然ゾロが現れる。ゾロはラモンに剣を突き付ける。「20年前に消えたはずのゾロがなぜ」と戸惑うラモン。人々を解放するようラモンに言い放つと、ゾロは去る。ラモンは背中に「Z」の文字を刻まれていた。兵士たちは銃を撃ちながらゾロを追う。「探せ!」とラモンは怒り狂う風呂場ルイザは風呂に入っていた。そこへ、逃げてきたゾロが窓から入ってくる。ゾロもルイザの姿をみて驚き、窓から出ようとするが、スケベ心を出して結局入ってくる。こういうちょっとエッチなところとかもなんかすごくハマってるんですが、、、、浴槽の中のルイザは驚く。ゾロはどうか静かにしてくれ、とルイザを静止する。ルイザが「わかったから体を隠すものをもってきて」と頼む。壁にはガウンがかかっていたが、ゾロは小さいハンカチを目をそらし「見てないよ」というアピールをしながら渡す。「こんなんじゃだめ」といってガウンをもってこさせるルイザ。ゾロと小競り合いになり、「大声を出すわよ」と言うと、ゾロが3回キスをしてルイザの口をふさぐ。焦ったルイザはゾロの股間を蹴り飛ばす。キスシーンはどよめきでした、、あるとは覚悟していましたが、ショックです。嫉妬心より、生キスを見ちゃったよ!キスするとこ目撃した!!私は見た!という感じの、なんというか興奮をしましたね(笑)しかしキスシーンはここだけで、ちょっと物足りなくも感じます。もっと熱烈なのを求む。うろたえるゾロは「ここにいてはアンデナヨ(だめですか)?」と言って去る。この、アンデナヨはオリジナル台詞だそうです。どっと観客が沸くところです、うしろの席の男とかが爆笑してました。騒ぎを聞きつけた従者がルイザのところに駆けつける。ルイザは思い余ってその従者の股間も蹴ってしまう。一人になったルイザは、ゾロにキスをされたことにショックをうけながらもまんざらでなない。♪ Falling「この心のときめき、もしかして恋なの?」「夢なら覚めないで」と歌いはじけるルイザ。実は私、2回目以降このシーンがなぜかやたら泣けたんです。推し(ていうかゾロですが)を好きになっておかしくなっちゃってるルイザの気持ちがめちゃくちゃ分かるというか。。ルイザはゾロの幻影と踊る。ダンスのテクニック的な問題なのか、ここでゾロが代役と入れ替わるんですよ。明らかに違うシュっとしたゾロがでてきてなんか違和感で面白かったです。私が脳内でいつもしているように、ルイザもゾロを美化していたのでしょうか(笑)ゾロの活躍♪ Freedom苦しめられている民衆を逃がし活躍するゾロ。追いかける兵士もゾロも疲れてくる、「ちょっと待って!」といってはぁはぁと呼吸を整えてから逃げたり。回転する舞台装置が複雑に動いてものすごくかっこよかったです。私はミュージカルを見たことがないので、これが他に比べてどうかと言うのはわかりませんが、韓国ミュージカルというのはすごいなと圧倒されました。ゾロと兵士のおっかけっこは断片的に記憶があるのですが、どれがどのシーンか正確には覚えてないので前後が違ってたらすみません。またジプシーキングスの曲知っているものが多くかかって本当に舞台にぴったりのかっこよさでした。ガルシアが「いい考えがある」と耳打ちをする。ゾロが剣を振りかざし、Zの炎が燃え上がる。これぞゾロ!本当に火を使ってZの文字に燃やしていました。前列のほうにいたので熱も伝わってきて。二幕への期待が最高潮になります。(一幕終了)