2015年11月21日
続きです。
アンデナヨが終わって、照明が消え歌手様が舞台から去っていきます。
拍手はそのまま続き、、
エンコル・エンコル・エンコル・エンコル
しばらくして、ピアノの前奏がはじまり
スクリーンに映像が流れます。
走馬灯のように、今までステージで歌ってきた姿が映し出されます。
노래가좋아(歌が好き)という文字とともに、ステージに戻ってきた。
この前奏ずるい><
前奏で涙もってかれるわ。。
私、この曲をアルバムで聴いた時。これステージで直接聞いたら号泣だわ、やばいわ。と確信してました。
よーし泣くぞ!泣く!とか雑念がはいって。。
集中できないTT
切々と歌ってるのに・・・泣けないこのもったいなさ。。
背中がぞくぞくしました。あんまり感動しすぎると、人はその感情の処理をどうしていいかわからなくなりますね。
半分記憶ないです。
そして・・・クライマックス、
感情が頂点に達し、舞台が暗転、再び明かりが戻った時。
大量の紙ふぶきが降り注ぐ。。
熱唱する大きなおくちに
・・・紙ふぶきが(笑)
かっこいい表情でふりほどくも
最後のキメの部分でまた、、。。。口に(笑)
ぺっと吐く・・笑
そして曲が終わり
「ちっ▼▼#」とばかりに、床の紙ふぶきに八つ当たり
いやああああ
・・・可愛すぎる(笑)
コンサートは、鬱回と躁回と、起伏が非常に激しいみたいなのですが、
今回は、ハプニング連続のお笑い回のようです(笑)
歌手様には悪いけど、めっちゃ嬉しい(笑)
というわけで全く泣けませんでした(笑)
コンサートが終わりそうで自分がウツ入りそうな気分を吹き飛ばしてくれました。
あーほんとかわいい(笑)
「あー><もう感動的なシーンが台無し・・・」
「歌が好きをと言う曲を歌いました」
感動的だったよー
「みなさんは僕がバラードを歌う時が好きですか?それとも速い曲が好きですか?」
「次のアルバムの参考にしたいと思うので・・・」
両方~~~
(水飲み)
きゃー!
「バラード(の人手をあげて~)」
はーい(^O^)/
「速い曲~(の人手をあげて~)」
はーい(^O^)/
「ええ~?(困惑)」
「意外だね、、我が国ではまずバラードじゃないんですか?」
「歌を上手に歌って聴かせるならバラードでしょ?」
R&B~~
「うーんなんと言うべきか・・・」
「ジャンルの多様性があったらいいですよね」
「昔、、ああ昔っていうほどでもないけど2002年頃、活動をしてたんですが・・・」
「ソンシギョンさんの(歌唱に調和?)していたんですよ」
「その時、後ろでポシモ?(太鼓的なもの?)をたたく外国人要員がいたんです」
「控室に入って、、、確かミュージックバンクかな?」
「それで英語で、めちゃくちゃ怒りながら話してたんです」
『なんでこの国の曲はどれもこれも全部同じなんだ、セイムセイム・・・セイム!』
「音楽を愛していた人だったんですね」
「本当に、僕は、、この国で残念だと思うことは、、ロックが大衆化されていないとうことです」
「この国の音楽水準を知らしめる曲、ロックがどれだけ人気があるかというと。。」
「ロックがどれだけ未熟かと。。」
「正直いって、そうですね・・・」
「ヒップホップも、本当に自分がしたいことを、言葉でラップでしても人気が・・・(出ない?)」
「全部愛の話(の曲?)ばかりで、、チャートに上がってくるのを見るのはいいんですが・・」
「もうちょっと楽しく音楽がしたいですね・・」
「お金をたくさん稼いだら、次はいろいろな音楽をやってみたいんです。」
「いずれは人気の出ない音楽ばかりやろうかと」
「また、アンダーグラウンド(インディーズ)に戻ろうかなと」
「アンダーでやってた頃が楽しかったんですよ」
「???チョウミ?テワン?コミっし??(名前の羅列ですが聴き取れず><)」
「その当時が本当に楽しかったです、アングラが。。」
ドンキホーテ!
「え?誰?」(は?っていう顔かわゆす!笑)
ドンキホーテ!
「ああ~P-typeさんね、そうそういう頃が楽しかったんです」
「自由な音楽をするためには・・・・何が必要かな?」
金~!
「なにが必要?」
金~~!!(どういうコールや。。私も言ったけど笑)
「僕のお母さんが言ったんです」
「『世の中の、全ての心配、悩み、全ての問題の99.9%は、お金で解決する』と」
やだー
「聞きたくない言葉かもしれませんが、生きていて、本当にそのことが骨身にしみます・・」
「皆さん、、したいことのためにお金が必要のようです」
「そのために、、愛がどうだの(いう歌を歌って?)、、」
「どうやったら毎日毎日、仕事を喜んでやりながら、お金を儲けられるか?を」
「研究しながら仕事をしましょう!」
「そしてお金をたくさん稼いで」
「皆さんのやりたいこと、するときまで、その時まで、ファイティンしましょう!ファイティン!」
ファイティーン!
「それでは次の曲は『お金を稼がなきゃ』と言う曲です」
「みなさん、マイクを向けたら『お金を稼がなきゃ~』って叫んでくださいね」
「そしたら2015年はお金がたくさん稼げます(笑)」
お金を稼がなきゃ~!
「もう一度」
お金を稼がなきゃ~!
「OK let’s go!」
(よーし!!私もがんばってお金を稼ぐぞ~~~!!!TT)
(私のしたいことはあんたのコンサートにくることだよぉおぉお)
私は曲の歌詞をもちろんまだ全ては覚えてはいません。
でもこの曲はほぼ完璧に覚えていますね。。
このときほど胸に突き刺さり、実感をもって言葉をそのまま韓国語のまま、ダイレクトに心で受け止めることができた曲は、これが今までで一番、はじめてかもしれません。
曲中歌手が「퇴물(退物=僕はオワコン)?」と観客に確認するところとか。。
韓国では誰もが知っている有名な歌手ですが、一番売れていたのは10年以上前、韓国ですら最近の活動を良く知っている人はそれほど多くはないようです。
アンダーグラウンドでもいいからやりたいことをやりたい、という気持ちと、落ち目の歌手であることを受け入れていくの中での葛藤がその表情から伝わって、
切ないような、頼もしいような不思議な気持ちになりました。
私は歌手様は終わってないどころか、ますます進化・成長の一途をたどっていると確信できているし、会場に来ているファンもそうだと思います。
見捨てないでと言う歌手様も、去る人は去れ、アングラでいいという歌手様も、ただ歌が好きだから歌っているという歌手様も、
金のために嫌な仕事でも我慢して歌っているという歌手様も、
全部正直な姿。それを包み隠さず表現して見せてくれる、そう、そこが好きなんです。
私はそのロックな姿を、可能な限りいつまでも見ていたい><。金を稼いで・・・笑
「聴いているか?狂って作ったこの歌を!聴いてるか!」
聴いとるで~~!!
「さあ皆さん、最後の曲が残っています」
あ~ん
「それにしても、誰も帰らずに居てくれるのが見れて良かったです」
「それで、何がありますか?」
「何があるんです?」
「何がありますかね?」
(なんかかんか言う観客)
「特にもう何も言うこともないですよね?」
「準備します」
(水飲み)
きゃー!
「皆さん、、本当に愛しています(そっけなく)」
「僕は嘘が下手で、直接的で、若干なんというか・・」
「放送人(テレビタレント)にはふさわしくないタイプなんです」
「だから、僕が言う言葉は、そのまま裏読みせずダイレクトに受け取ってもらえればいいです」
「本当に、、好きです」
きぃやああああ
サランヘヨっていうよりも、重いよこの言葉・・・
どうする?告白されましたよ自分ら・・
「今日来てくださって、本当に気分がいいですし、みなさんのおかげで僕が音楽をやっていることを」
「正直言って、聴いてくれる人がいなければ、音楽を辞めていたでしょう」
「みなさんがいるから、練習して、歌ってきたんです。だからこそ、良い歌を作ろうとしてきたんです。」
「みなさんがいなかったら、僕は音楽をやっていません。」
「ただ存在する価値もないでしょう。」
「みなさんが、僕の音楽を作ったんです」
「責任とってください」
「みなさんがこの曲を好きでいてくれたから、僕がここまで来れたんです。」
「だから最後まで責任をとってください」
「僕の言うことわかりますか?」
わかるー!
「愛してます」←これ・・
小指をたてながら。。。こいつ・・・
もうほんと・・・
さらんへよ・・・><
責任?とりますがな、、、私にできることでいいなら・・・
ていうか私は新参なので。。歌手様を作ってきたファンの中には含まれないかもしれないけど
これから先ついてきますんで。。TT
「最後にお送りする曲、、2014年ソウル公演の最後になります」
あ~~~残念~~~
「皆さん、最後まで残ってくださってありがとうございました」
「最後まで残ってくださって・・・」←ミュージカル「ゾロ」ガルシアさんのモノマネで(笑)
なぜ、そこで笑いをとる(笑)
「With Me」←ガルシア、しつこく(笑)
「あ~この曲覚えてますか?」
「사랑일 거라고?」
믿고 있어~!
「네 맘이 아닌 걸?」
알고 있어~!
「더 많이 사랑할?」
사람 찾아 가란 말~~!
「아픈 네 맘도 다?」
알 수 있어~~~!
「全部知ってますね」
ブルーの皮ジャンを脱いで、ふっとい腕が露出されます(笑)
ロックなアレンジのWith Me
〆はやはりWith ME
私が初めて知った、その曲はWith Meでした。
もう本当の本当の終わり><
ダンス&ラップのシーンで、エンドロールが流れるんですよやめてもうそういうのTT
私ももう辛くて辛くて、、集中できませんでした。。
一緒に見ていた女友達(クールな女)でさえ
「もう終わりだと思うと切なーーーーーーーい!
去っていくのきゅんきゅんする!!><。」
状態でした。
曲が終わっても、歌手さまはすぐに舞台を去りませんでした。
「みなさんと写真を撮りま~す!」と言って
ダンサーさんたちも全員一緒になって、スタッフの人がスペード舞台の上に上がって
観客と一緒に写真を撮ってくれました。
そして「皆さんさようなら!」といって、今度は本当に去っていきました。。
なんかーこの写真撮影がすっごい心の安定になりました。
歌終わってそのまま去られたら、切なくてひきずったろうけど・・・
後日、その時の写真が出ました。
私達も、ミジンコのように小さく写ってます!
一緒の写真におさまったよ!笑
そうして、2014年12月7日、Whee Show ソウル公演 は終わりました。
放心状態でしたが、現実に帰らなければいけません。
ホールを後にした私たちは、その後、出待ちに遭遇するのですが、そのへんのことは別のところに書きましたので機会があったらそちらで。
今回、言うまでもないことですが、本当に行ってよかった。
あとから出てきた資料で補足した部分も多いですが、現地で聞いていると自分の韓国語能力を超えて、超能力で聞き取っていたことがだいたい合っててびっくりしました。
終わってホールの外に歩いて出ながら、女友達に話しました。
「私が本人に聞いてみたかったことに全て答えてくれた気がするよ」
と
以上、私の初めてのコンサート鑑賞の模様でした。
ご精読ありがとうございました。