問題集の2つ目のテストを終えた後のリスニング学習は、1回目ほど時間をかけてやりません。
今回もパート3、4を使って学習します。
必ずイヤホンをして行ってください。
勉強時間はできれば1時間ほど確保して、進められれば次の問題に進んでください。
どうしても時間が取れない日でも15分はやってください。
1)リスニング:1回通して聞く
本番と同様、1回だけ通して聴きます。
1回で理解するつもりで聴いてください。
2)ディクテーション:1回だけ
音声を聴いて、止めて書きとるディクテーションですが、
今回は繰り返し聴かず、1回、一発で書きとります。
自分が記憶にとどめられる分だけ、3~7単語程度で止めて書いていきます。
書いているうち忘れたり、聴き取れなくても、聴きなおしません。
聴き取れなかった、ということで空欄にします。
つづりがわからなければカタカナで書いても良いです。
できれば憶えていられる単語数を、増やしていきます。
何を言っているのか、意味をイメージしながら聴くのが記憶にとどめるコツです。
3)答え合わせと意味の確認
ディクテーションでかきとった内容を照らし合わせて、間違ったところを赤で修正。
日本語の意味も確認します。
4)音読:音声との照らし合わせ:1回
書きとったノートを見ながら、
音声を一文ずつ、区切りのいいところで止めて、発音をマネして音読します。
聴き取れていなかったところがどのように発音されていたかを確認します。
5)英文黙読:1回
ノートではなく、解説の答えの英文を黙読します。
できるだけ速く、音声と同じかそれ以上のスピードで
戻ることなく、意味を理解するのが目標です。
6)リピーティング:1回
音声を一文ずつ区切りのいいところで止めて、何も見ないで、発音します。
一文が長すぎたら、自分が覚えていられるだけの量で止めても構いません。
少しずつ長くしていくようにしましょう。
発音したら、解説の文章を見て合っているかチェック。
発音できなかった部分は、何度か発音しなおしても良いです。
自信がなければ、その部分だけ戻って聴いて確認して良いですが
できるだけ1回で済ますように集中します。
文の最後まで1回通してやります。
7)シャドウイング:3回
少し遅れて音声について発音します。
文章見ながら1回
見ないで2回
ここでもまだ発音がきちんとできない部分があるかもしれません。
綴り通りに聴こえてこない場合も多々あります。
この部分はこういう風に発音するんだなと、納得して進めてください。
完璧を目指さず、できるだけ時間をかけずに、全体を把握する能力をつけます。
8)仕上げのリスニング:1回
最後に通して聴きます。ちゃんと聴けるようになっているかな?
目標は、設問に答えられる十分な内容を把握できる状態になっていること。
きりのいいところで終われなかった場合
時間を決めて学習していると、一問終わりきらない場合があります。
どこまでやったかをノートに書いておいて、次回の学習はその次の段階から初めてOKです。
ただし学習のはじめに、1回だけ、リスニングを行ってください。
例)前回 3)の答え合わせまでで終わったら、
次はその回の音声を一回リスニングして、
4)の音読から始める