2016年10月06日
歌手様のご帰国は
成田空港発アシアナ航空 OZ105
19時10分成田発~21時40分韓国仁川着
の便でした。
出発2時間前に空港にお出ましになることを想定。
17時10分までには着きたい。
我ら追っかけファンはさらに余裕をもって1時時間前の到着
新宿を14時40分発、成田空港15時57分着の成田エクスプレスに乗車することになりました。
成田エクスプレスは片道3190円です、往復で6380円、見送りのためだけにホテル代よりも高い涙
新宿から直通で1時間半ほどの乗車時間になります。
韓国の仁川空港とソウルを結ぶ高速鉄道AREXは43分で8000ウォン(約800円)、そう思うと成田は本当に遠い。。
成田エクスプレスに乗るのは、もう何年ぶりかもわかりません。
韓国の子たちはもちろんはじめてです。
韓国の子たちは、ほぼ全員羽田発着便の利用。
なぜ歌手様が今回成田発着を利用されることになったのか謎です。
10年以上のベテランファンの方も驚いていました。
車内で落ち着いたところで
「ねえ、手紙を書く紙もってない?」と聞かれました。
どうやら、便箋を買いたかったのに、行く暇がなかったようです(忘れてた?笑)
ご安心ください!私はレターセットを携帯しておりますよ~
余分がたくさんあったので、韓国の子にあげました。
既に持っている子もいて一斉に手紙を書き始めました。
私はちょいちょいファンレターを出したりしていましたが、正直ファンレターて、、と思っていました。
書かずにはいられないんですが、もらってどうよ?と
気恥ずかしいのもあるし、自分だけ書いててバカみたいじゃないのと。。
でもみんな書いてるんです、安心しましたね。
昨日のコンサート中止のことを思い出して、泣きながら書いてる子もいました。
私ももらい泣きしそうでした(笑)
成田エクスプレスを降りて、全員を待っていると、一人なかなか降りてきません。
どうしたんだろうと、しばらくホームで待っていました。
すると、ようやく残りの一人がやってきました。
すごく焦った顔で。。
「ヘンドポン(スマホ)をトイレに忘れて、とりに行くからあけてほしいといっても通じなくて、、」
と
「ヘンドポンヘンドポン!」と言って親指と小指を開く電話のポーズをしてようやく通じたようです。
あ~~、、私が一緒にいてあげればよかった><
「日本だとヘンドポンって言わないんだよ」
「ヘンドポン(hand phone)って英語なのに日本では違うんだね、なんていうの?」
「スマートフォンの略のスマホ、か、携帯電話の携帯だけの部分でケータイっていうんだよ」
日本と韓国は外来語も非常に良く似ていますけど
ヘンドポン=スマホ
アイスアメリカノ=アイスコーヒー
は覚えておいた方がいい重要単語ですね。。
私はパネルを、新聞紙とビニールにつつんで持ち歩いてましたが。
「これ、はがそうよ」
「歌手様に私達がいることを見せようよ」
ということになり、一念発起してカバーをはがしました。
もう目立つのなんの(笑)
帰りにもういちどつつみ直すため、コンビニに寄りました。
ガムテープはもっていたのでOK
新聞紙(見栄を張って日本経済新聞をチョイス(笑))はすぐ買えたのですが
大きなビニールのごみ袋がありません。
店員さんに聞きました。
店員さんはマレーシア人のような感じの方でした。
「オオキイフクロ、、ナイデス、、、」
と困ったような様子
どうしようかと思っていると、、
「ちょっとまってください」とレジカウンターの後ろをごそごそ、、
業務用のビニールごみ袋を出してくれました。
「2枚ほしいんですけど、、」
というともう一枚とってくれました
「おいくらですか?」と聞くと
「アゲマス」と
このアジアンな対応(笑)嬉しかったです、ありがとうございます。<m(__)m>
どこに立ってればいいかよくわからなかったのと、この状態を歌手様が見たらどう思うんだろうとドキマキしながら待っていました。
ですがこれのおかげで
「あのう、、ここで待ってればいいんですか?」と日本人ファンの子に声をかけられました。
「飛行機の時間がネットに出てるのを見たんですけど」と
嬉しいです><
でも私がブログをやってることは知らんぷりしておきました(笑)恥ずかしいので
とりあえず、歌手様は車で来るという情報があったので、外からの玄関口のところで待機していました。
待っている間、他の日本人ファンの方にもお会いしました。
ベテランの方々ですが、書類を書くカウンターのところで何か書いています。
見ると、ファンレターを書いていました(笑)
みんな書くんだ~~~~と安心しました。。
17時15分頃、
ついにご登場されました。
わっと寄っていく人たち。
「パネル、、」と振り向くと
韓国の子のひとりがパネルをもってくれて
「いいから、私達はいつでも会えるから、あなた早く行きなさい!」と手振り
軽くサインなどの要望に応える歌手様。
ベテランファンの方は、ファンサの勘所を心得ていらっしゃいますが、私のような素人ファンは遠慮したほうがよさそうです。
私は手紙を渡すのがやっとでした。
歌手様は、気管支炎のため、マスクをしたまま、キラキラとしたどんぐりのような目でアイコンタクトしてくれました。。
韓国ファンのリーダーの子が言うには、歌手様のほうから進んでファンサをしてくれる時以外、こちらからの無理な要求は負担になるから絶対に避けなければいけないということでした。
搭乗手続きなどは邪魔にならないように、遠巻きに距離をとって待機します。
こちらをみて、手を振って、腰低くお辞儀をなんどもしながら、中に入っていきました。
出待ちのマナーは「誰にも迷惑をかけない」
歌手様はもちろんですが、他のお客にも迷惑をかけないように待っていなければなりません。
私達はチェックインカウンターのお見送りを終えたら、出国ゲートへの通り道が見える場所へ移動です。
これも、遠巻きに、他の方の通路をじゃましないように最大限の注意を払います。
もうこの時点になったら、なんのファンサも求めません。ただ見るのみです。
通路は、韓国グループの子たちが偵察して、「必ずここを通る!」というのがわかっていました。
ところが
歌手様がすぅっと、別の入り口のようなところにはいっていきました。
「あれ!今、思っていないところに消えたよ!」
「あっちにも入口があるのかな?急げ!」
と言う感じで、後を追っていきました。私も後をそろそろと、、
すると、先発隊が、すぐに引き返してきました。
「トイレだった、トイレ、撤退撤退~~」
トイレにおっかけて入っていくところでした(笑)
しばらく待っていると、
「あれ?歌手様じゃない??」
また、想定外の場所から登場されていました。
どうやら、トイレには反対方向にも入口があって、入ったところと別の場所から出てきてしまったようです。
あたりを見渡す歌手様
(あれ?ここはどこ?みんなはどこ?)
って感じで(笑)
私達のほうに気づいて、私達が(歌手様、あっちあっち)と手振りでしらせると
(あっち?)と指さして向かっていきました。
超可愛かったです(笑)
そして歌手様はぶじ他のスタッフの方々と合流し、出国ゲートに入っていき、これで本当にお別れでした。
私達の姿をみて、声かけてくる人もいました
「あの銀髪の男性、誰なんですか?」
「韓国の超!有名な歌手ですよ~~~」と大きめの声で返事しました(笑)
パネルやのぼりを用意してお見送り待ちするのも、ファンのつとめ、重要な広報活動なんだろうな、とこの時実感しました。
撤収です。皆に手伝ってもらって、パネルを梱包しなおしました。
韓国の子たちは、夜中の羽田発の飛行機まで時間があるので、これから在来線で東京方面にもどり、浅草見物に行くそうです。
私は、このまま成田エクスプレスで東京にいき、新幹線で自宅へ向かいます。
2日一緒に過ごしたみんなともお別れです。。。
この2日間、いままでで一番韓国語を話しました。韓国の子の情熱にもふれました。本当に有意義な日々でした。
そしてコンサートの辛さも、みんなが一緒にいてくれたから乗り切れました。
みんなとハグをして別れました、泣きそうになってくれている子もいました。
「12月にソウルで会おうね。。。」そういって別れました。
帰りの新幹線の中で(笑)
この後、横の人がのってきたので、パネルは後部座席の壁のところに邪魔にならないように収納しました。
今パネルは私のお部屋に飾ってあります。
みんなといるときは、気がまぎれていて平気でしたが、翌日から1週間くらい、なにかあれば涙が出てくるほど鬱状態がひどかったです。
次は12月ソウル公演、それだけを心の頼りに毎日を生きていました。
歌手様も韓国のみんなとも、必ずまた会えることを祈って。。