韓国語検定のTOPIK2で、中級の3・4級のレベルについてまとめました。私の見解についても書きます。
TOPIK 2 中級
公式サイトの↓こちらのページから引用しています。
試験概要
大韓民国政府(教育省)が認定・実施する唯一の韓国語能力試験、TOPIKの公式サイトです。日本国内で延べ41万人以上の受験数を誇り、大学の単位認定、奨学金支給、留学や就職など幅広く活用されています。
TOPIK II 3級のレベル
TOPIK II 3級 全般
- 日常生活を問題なく過ごせる。
- 様々な公共施設の利用や社会的関係を維持するためのハングル使用が可能。
- 文章語と口語の基本的な特性を区分し理解、使用が可能。
TOPIK II 3級 リスニング
- 個人的な談話や非常に身近な、平凡な社会的テーマを扱う対話や談話を聞き、内容を把握し、推論できる
- 広告やインタビュー、天気予報などの実用談話を聞き、大まかな内容を把握し、推論できる。
TOPIK II 3級 リーディング
- 基本的な社会生活を維持するために必要な文章、身近な社会・文化などを扱う簡単なテーマの文面を読んで、その内容を理解し、推論できる。
- 簡単な広告、案内文などの実用文を読んで情報を把握し、文章の主な内容や細かい内容を推論できる。
TOPIK II 3級 ライティング
- 身近な社会的テーマの説明文や感想文を段落単位で比較的正確且つ適切に校正できる。
- 日常的な脈絡と関連する個人的テーマにおいての実用文を格式に沿った記述ができる。
TOPIK II 3級 でできること、私の見解
韓国人とのコミュニケーションにはほぼ困らない。お店などでの交渉も可能。
自分の興味のある分野の本ならゆっくり読んで概略を理解することができる。
辞書や翻訳サイトを使えば、たまにネイティブかと間違われもする文章を書く。
反面、韓国人同士の会話についていけなかったり、ニュースなどの様々な話題が扱われるものや雑多なバラエティー番組などに関してはほとんどわからない。一般的な本は辞書の力なくては読めないし、読む速度は非常に遅い。
TOPIK II 4級のレベル
TOPIK II 4級 全般
- 公共施設の利用や社会的関係の維持に必要なハングル機能を遂行することができる。
- 一般的な業務に必要な機能を実行できる。
- ニュースや新聞をある程度理解できる。
- 一般業務に必要なハングルが使用可能。
- よく使われる慣用句や代表的な韓国文化に対する理解をもとに社会・文化的な内容の文章を理解でき、使用できる。
TOPIK II 4級 リスニング
- 社会的な関係維持に必要な一般的な社会的・抽象的なテーマを扱う対話や談話、そして、比較的平凡な内容のニュースや討論を聞き、内容を把握し、推論できる。
TOPIK II 4級 リーディング
- 社会生活に必要な文、経済・社会・文化の分野におけるテーマの文章を読んで内容を理解し、推論できる。
- 感想文、使用説明書、案内文、説明文、新聞記事、随筆などを読んで情報を把握し、内容を推論できる。
TOPIK II 4級 ライティング
- 社会的な脈絡と関連する一般的または身近な社会的テーマの説明文や感想文を段落単位で正確且つ適切に構成できる。
TOPIK II 4級でできること私の見解
韓国人との会話がよりスムーズになり、深い話ができるようになる。韓国人同士の会話もだいたい聞き取れ、ドラマは字幕なしで7割くらいわかるようになる。
自分の気持ちを伝える文章なら辞書はそれほど見なくても書くことができる。楽しみのために読書をすることができるようになる。
TOPIK II で できることまとめ
公式サイトで設定されている指標より、一段能力が足りていないのが現実のような気がします。
とはいえ、韓国カルチャーを楽しむための、必要最小限の能力がついていると言えるのではないでしょうか。
だいたいのことができるので、勉強を続けるモチベーションを維持するのが最も困難な時期かもしれません。これ以上の級を目指すには並々ならない努力が必要ですね。