謎の象形文字と思われがちなハングル文字ですが、3日あれば確実に理解できるようになります。
ハングルは簡単に覚えられる文字
ハングルは、もともとは朝鮮王朝の王様、世宗大王(セジョンデファン)が、漢字を勉強する余裕のない庶民のために、簡単に覚えられる文字をと開発したものです。
『根の深い木』という韓国ドラマでも描かれていますが、そのドラマの中には、初めて見た文字を半日で覚えるというシーンもありました。
朝鮮語を表現するための文字なので、外国人が覚えるにはもう少し時間がかかりますが、それでもハングル文字が、世界中の言葉の中でも、最も覚えやすい文字であることは事実です。
ハングルのパーツは24個しかない
英語のアルファベットは26文字ですが、それよりも少ないたったの24個しかパーツがありません。
母音のㅏㅑㅓㅕㅗㅛㅜㅠㅡㅣ
子音のㄱㄴㄷㄹㅁㅂㅅㅇㅈㅊㅋㅌㅍㅎ
ひとつひとつのパーツは音をあらわしており、それを組み合わせて発音が決まります。
その組み合わせの法則を知ることが、ハングルを理解することです。
ハングルの仕組みを知るには参考書が一番
ハングルを知るための参考書はいくつも出ていますが、
必ず
- 書いて覚えるようになっていること
- 発音がついていること
が必須です
この条件に合っている、私が実際にやった参考書が↓こちらです。
3日でできる超入門ハングル書き取りノート
ずばり、3日でできるハングル書き取りノートです。
これに書いてある通りにハングルを書いていけば、3日後にはハングルがわかるようになっています。
金曜日の夜からはじめて、土日を費やせば、月曜日から韓国語の調べ物ができるようになっています。
必ずしもこれでなくても、自分がいいと思ったものでやればいいと思います。
ただし、『できるだけ薄い本』『書き取りをするもの』『音声付き』にしましょう
※私の
『1時間でハングルが読めるようになる本』はおすすめしません
『1時間でハングルが読めるようになる本』という本がベストセラーになっていますが、私はお勧めしません。
理由はハングルの仕組みを覚えるのではなく、形からこじつけで覚えるようになっていて、かえって覚えづらいこと、そして音声がついていないのが致命的です。
『私は覚えが悪いから3日では無理』という方へ
そうおっしゃる方は、上記の『3日』参考書を使って、1週間かけてもいいのでやって見てください。
3日でできないから、と『一週間でできる』を買ってこられた方がいますが、ボリュームが多くなるだけですよ。
まずは薄い参考書を完璧に仕上げてください。
実はそれだけでは終わらない、発音変化
ハングルは組み合わされた記号をそのまま読めばいいから簡単、確かにそうです。ただし、実は、それだけでは終わらないのです、残念ですが。
ハングルの読みには『発音変化』というものがあり、ハングルの表記と大きく異なっている場合もあるのです。
そう、発音変化は例外などもあり、中級になっても難しい。
私も韓国語9年勉強していますが、いまだに発音変化を間違えます。
がーん、、、話が違う。3日でできないじゃん。
読めなくたってかなりわかるから安心して!
そうなんです、100%読めるようになるのは困難です。でもハングルの仕組みを知り、まずは基本の読みが分かるだけで大きな一歩です。
辞書が引けるようになり、だいたいの発音もできるようになります。そして発音が違っていても、ゆっくり発音すれば、ほとんどの場合通じましたので安心してください。
3日の勉強でハングルの8割がたの発音ができるのです。発音変化は後からゆっくり慣れていくことにして、安心して勉強に取り組んでください。
3日後のあなたは変わっています!