待望のScratch3.0対応版が貸し出し可になったので借りてきました。
旧バージョンだとはじめてはキツイ
先日、Scratchの旧バージョンに対応している同書の1と2を借りてきました。
どこに何があるか把握してからなら、できるのですが、全くはじめてからやる場合(つまり私)は、メニューの位置がかなり変わっていましたのでとても戸惑いました。
はじめての場合、3.0対応版からはじめるのが吉ですね。
あるていど分かってからなら、旧バージョン対応の書籍でも十分楽しめると思います。
3.0対応版になってもやっぱり難しい。。
この本で、どこに何があるかわからないからできない、という言い訳が通用しなくなったので、最初からあらためてやってみました。
ですが、やっぱり難しい!
登場人物のニャタロ~君は、一見ボケているようで実はめちゃめちゃ利発な子です。ここまで察しの良い児童さんばかりだと先生も苦労しないのでは、と思います(笑)
とはいえ、失敗もちゃんと過程として書かれているので、一緒に問題解決していっている気持ちになれるところがいいです。
発展課題の答えがないところが発想が貧困でめんどくさがりの私にはちょっとキビシイ。児童さんに質問されても答えられないわ~。
できるプログラムの例
多角形と星型図形
さまざまな角度の図形を描いてそのしくみを数学的に考えます。上の例は五芒星を描写しています。
ネコジャンプ
↑Spaceキーで猫がジャンプするだけのプログラムですが、現実の重力のしくみに即した等加速度運動を再現しています。
車窓シミュレーター
車や列車から見える光景を再現しています。プログラミングすると遠くにあるものほど止まって見えるのはなぜかがわかります。
Scratchの一冊目に一番おすすめのテキスト
今までいろいろやってみたところ、おすすめ暫定1位ですね。
科学技術だけにとどまらない、小学校の全教科を網羅しようというスタンスが楽しいです。
簡単なプログラミングから初めて、重力や目の錯覚など、現実世界の摂理まで思考を広げることができる奥深い内容です。
私は面倒くさがりなので思考停止ですが、児童さんはこの本と一緒にどんどん思考のふり幅を広げていってくれると思います!
Scratchにはいろんな本が出ていますが、迷ったらこれを選ばれると、先ず間違いないかと思います。
そして、この本で一通りメニューの位置が分かったら、旧版のわくわくプログラミング1をやられるとより効果的だと思います!
↓3.0対応版『わくプロ2』
正直、こんなに面白いと思わなかった~😁