いまさらですがScrachの登録をして、『小学生からはじめるわくわくプログラミング』の、1と2を図書館で借り、一通りやってみました。
私は『MoonBlock』『enchant.js』は児童さんに教えさせていただいたことがあるんですが、恥ずかしながらSchatchは初めてなんですよ。
コードをエディタで打つのが好きなので、ブロックを組み合わせるという子供だまし?のプログラミングは敬遠していました。申し訳ありませんでした。
Scratchとは
Scratch(スクラッチ)は、子供向け教育用プログラミング環境です。アメリカのマサチューセッツ工科大学内の研究所が開発しました。小学校のプログラミング教材としてもこれが導入されるとのこと。
Scratchといえばこの猫、ちょっと怖かった。
Scratchのはじめかた
Scratchはネット上ですぐにはじめることができます。
登録しなくてもできますが、登録すると自動保存され、いつでもプログラミングを再開したりできます。また共有などもできるようになります。
スクラッチのサイトを開きます。
Scratchに参加しよう、または参加するをクリック
ユーザー名は本名以外のニックネームを半角英数字で登録します。
パスワードは忘れないようにメモしておきましょう。
日本に住んでいるなら『Japan』を選びます。
生まれた年月を入力します。これは統計の為に使用されるだけで、公開はされませんのでご安心を。
性別にXジェンダーがあるのが時代ですね、
メールアドレスを正確に入力しましょう。
『アカウントを作成する』をクリック
これで終わりではありません、先ほど入力したメールアドレスが届くメールボックスを確認し、Schrachからのメールが来ているか確認してください。
『Please confirm the email address for ユーザー名 on Scratch!』というメールが来るはずです。英語のタイトルですが、中身は日本語ですのでご心配なく。
メールの中の『電子メールアドレスの認証』をクリックすれば登録完了です。
さきほどのユーザー名とパスワードでログインしましょう!
Scratchへようこそ!がでたら『OK, let’s go!』
小学生からはじめるわくわくプログラミング1と2、全てやってみた感想
こちらの本を図書館で借り、ざっと一日で全部やってみました。
『小学生からはじめるわくわくプログラミング』 『小学生からはじめるわくわくプログラミング2』
残念ながら、私が借りたのはScratchの2.0対応なんですよね。現在、Scratchはバージョン3.0なんです。
かなり大幅に画面やブロックが変わっていて、はじめてScratchを始める私には「それはどこにあるの~~😫ないない」状態が続きました。
尚、最後の自動演奏機の猫を円周上に歩かせるのは、十字の部分がないので結局まだできずじまいです。どうやってやるの~
またまた、応用問題もなかなか難しく。ぬ、、ぬぅう、、ブロックで組むのがめめ、めんどくさーという状態でした。私の頭もだいぶ固くなってしまっているようです。応用の答えがないのがキビシイ。
簡単に書かれているようで、かなり数学的な論理思考能力を試される”良問”がいっぱい掲載されています。
『小学生からはじめるわくわくプログラミング』は、小学何年生からできるのか?
この本、対話形式で軽快に書かれていますが、結構内容は高度ですよ?まず小学校低学年では無理でしょう。(できたら素晴らしい)
対象年齢8歳からとありますが8歳って3年生でしょ?これはぁ、、正直言って、名門中学お受験レベルの子じゃないとすっと一発では入ってこないんじゃないですかね?
写経ならできるでしょうけど、それ以上のことが求められると思います。
アマゾンのレビュー見てると難しかったという感想がないんですが、本当でしょうか?優秀なお子さんたちばかりで・・・。
何言ってるんだ、簡単だぞ、このくらいのこと小学生でも出来て当然!と思うアナタ。相当ハイレベルだとお見受けいたします。
私は今のこの状態では、児童さんにScratchをご指導できる自信が全くございません。自分がせいいっぱい。先生返上です。
ブロックの日本語表記の構文がいまひとつしっくり来てません、英語で書かれてるほうがまだ理解しやすいかも?これは慣れですかね~。
教科書とチャンペラ※があれば授業はできますよ、できるでしょうけれども、子供さんの豊かな発想力による応用質問があびせられたら、それにさっと道筋をつけてあげられません、無知な私は。こりゃあ、、大変だ!
「すごいね君、どうやってやるの先生に教えて!」ってなるのが目に見えてます。
※チャンペラって今どき言うんですかね?(笑)教師用の解説と答えが載ってる本です。
とはいえScratchは自分がやるには面白そう
想像以上に、Schatchを教えるということを想定すると難しかったわけですが、自分がやるとなるといろいろとできそうで面白そうなのは間違いないです。
WEBカメラを使ったセンサーですとか、外部機器に接続して制御することなんかができちゃえるということ。(今更知ったのかって感じですが)
Scratchを知らなかった時は「猫を動かして遊ぶ程度か」と思っていましたが、そうではありませんでしたね。
『小学生からはじめるわくわくプログラミング』の本の中でも、蟻シミュレーションとか、加速度シミュレーションとか、興味深いプログラムがいくつもありました。
ご指導できる自信まだはないですけれども、子供さんには、一刻も早く触れさせてあげてみたい!と思うのも正直なところ。はじめるのに年齢は関係ありませんね。もちろん大人も初心者ならこの本から始めて良い、十分な読み応えだと思います。
小学生向きとはいえ、大人(の私)も十分に脳に汗をかくことができました。(冷や汗?)
もう少し、いくつかの教材を当たってScratchの可能性にさらに触れてみたいと思います。
すでに、何冊か本を借りてパラパラ見ていますが、やはりこの本『小学生からはじめるわくわくプログラミング』が一番初心者にとってはとっつきやすい気がいたします。
ただし、私みたいに無駄なところ(バージョン違い)で足止めを食らわないよう、Scratch3.0に対応した本を借りる・または購入されることをおすすめします。
↓こちら
市の図書館にも3.0の本が、今貸し出し中ですがあるみたいです、予約しました!