Scratchの操作にちょっと慣れてからやるのがおすすめです。
いきなりこの本は少々キツイ。。
図書館で数冊Scratch本を借りて、実は、この本『Scratchおもしろプログラミングレシピ』を一番最初にやりはじめました。
理由はこれだけが3.0対応だったからです。
Scratchの右も左もわからなかったので、ちょっと、うおおお、、ちょっと待って、 ちょっと待って お兄さーん!といった感じで、いきなり最初から高度な、というか飛ばしているというか、正直戸惑いました。
最初いきなり出てくる「ネコは使わないので削除します」ですら「はて、どうやってー?」という感じでしたから。(わかりましたけど、説明がない)
ステージ?スプライト?ブロック?何?ク・・クローン??
最初の章のケーキの試作までで息切れがしたので、一旦、より簡単そうな『小学生からはじめるわくわくプログラミング1、2』に行きました。
それはそれで バージョン違いもあって どこに何があるやら、てんてこ舞いではあったのですが、『わくプロ(こう略すんですね)』のほうが、最初から説明をじっくりやってくれたので、内容は掴みやすかったです。
そして、『わくプロ』のほうをやり込んでから、こっちの『プログラミングレシピ』をやったらすっと頭に入ってきました。
よって私の考えでは2冊目に取り組むのがおすすめです^^
使って遊べる!Scratchおもしろプログラミングレシピ の内容
目次は以下の通りです
0 Scratchを使う準備をしよう
 ・Scratchのサイトにアクセスしよう
 ・Scratchのアカウントを作成しよう
1 プレゼントを贈ろう
 1-1 手づくりメッセージカード
 1-2 ケーキシミュレーター
 1-3 誕生日ボイスメッセージ
 1-4 ラッピング用包装紙
2 便利なツールをつくろう
 2-1 みんなで使える伝言メモ
 2-2 お料理レシピブック
 2-3 おもしろ写真加工アプリ
 2-4 スコアボード
3 テーブルゲームであそぼう
 3-1 Scratch福笑い
 3-2 2人でハマる!○×ゲーム
 3-3 ハラハラ危機一髪ゲーム
 3-4 指のバトル!トントン相撲
4 micro:bitとつなげよう
 4-0 Scratchとmicro:bitをつなげよう
 4-1 フリフリおみくじ占い
 4-2 ジャンプでキャッチゲーム
 4-3 崖っぷち!アクションゲーム
【学ぼう!コラム】
 ・Scratchブロックの扱い方
 ・スプライトとステージ
 ・メッセージ
 ・x座標・y座標
 ・ペイントエディター
 ・演算ブロック
 ・コスチュームや背景の追加
 ・変数・リスト
 ・関数(ブロック定義)
 ・クローン
 ・タブレット・スマホ対応

目次をみるだけでも楽しげな内容ですよね。
私が一番凄いなと思ったのは、おもしろ写真加工アプリです。
WEBカメラと連動して、手の動きに応じて、雪が消えるエフェクトをかけられるんです。
スマホでやるフィルターみたいなのが、簡単なものならScratchでできちゃえるなんて・・・。
その他の単元も、サンプルデータの絵が可愛くてモチベーションがあがります。
その通りに作っていくとちゃんと再現されるので、達成感もあります。
micro:bitを持っていないので、最後の章はできませんでしたが、やってみたくなりましたね~。子供さんはやっぱり現実世界とつながってるほうが楽しんでくれるんじゃないかな。
ただ、初老の大人には、ブロックの文字が小さいので老眼鏡が手放せないです(笑)
章をすすめるにつれ、簡単になっていく気がしました。それは私がScratchに慣れたからかもしれません。
良く考えるなぁ~。。。
最初のコンセプトを見て、全くどう組むか見当もつかないプログラムも、やってみると納得という発見がいっぱい。
たとえば『トントン相撲』をつくる章で、強さの特徴をつける、というのがあって、えっどうするのそんなの?と思ったのですが、なるほどねーというロジックでした。
〇×ゲームも、勝利判定なんてどんな式でできるんだい?と思ったら、意外と地道に組んでいたりね。
包装紙は、このビットマップのサイズで印刷はちょっと、、疑問に思いましたけど😅
なるほどねー、すごい、と、プログラマーの方の思考能力の豊かさに感心してしまいました。今の私にはとうてい思いつかない発想です。これを、自分で考えられるようになるのが、プログラミング思考なんですね。
定型の動きをするコーディングばっかりしか(仕事するようになってからは)やったことないから、私は発想が貧困でした。子供のころの発想力が失われています。
Scratchは大人のボケ防止にも役立つんじゃないでしょうか?
使って遊べる!Scratchおもしろプログラミングレシピ 感想まとめ
2冊目(精確には3冊目だけど)にやって、良かったです。1冊目いきなりは、ちょっとスピード感がありすぎるかもしれません。『わくプロ』をひととおりやってからなら、とっつきやすいです。
逆に2冊目だと、最初のこまごまとした説明がいらないので、すぐに本題に入れるのがいいと思います。
出来るものはどれも完成度が高く、遊べるものばかり。女の子も喜びそう。大人も楽しいです。何かもっと作りたーいという方にぴったり。
少し難しいですが、レシピ通りにやれば必ずできるので、一緒に取り組んでいけば児童さんも大喜びなのではないでしょうか?
おすすめです!
 
  
  
  
  

