2016年06月22日
景福宮の敷地はものすごく広く、南北の直線距離だけでも2キロ以上ありそうです。
そろそろ足が疲れてきました。。
無目的に歩き進んでいくと、また特徴ある建物がありました。
八角形の建物の中に、欧米人のような人も含め、人がたくさんいました。
カフェ?と思って近づいてみましたが。。
何か、書道のようなものをやっているようでした。
休憩する場所ではなさそうでしたので、とりあえず眺めるだけで退散(笑)
極彩色の装飾が華やかな建物が多いなか、木の色のままの雰囲気の変わった宮にたどり着きました。
日本人の暴徒に殺害されてしまったという、明成皇后の住まいだったそうです。
ドラマくらいしか、知識のない私は、無邪気に風景を楽しんでいますが、
この景福宮は、日本統治時代に朝鮮総督府がおかれていました。
忘れてはいけないと思います。
二度とそのようなことを日本がしないように。
少し南に戻ると、またきれいな場所が出てきました。
ものすごいハスが群生していましたが・・・
水際には鳥(カササギ?)が、、
この風景、『屋根部屋のプリンス』でプヨンが飛び込んだところ・・みたいに見えるんですが、ロケ地は全く別の場所なんですね。
まあ、”そのつもり”でしばし楽しみました(笑)
ここまできて、そうとう足が疲れたので池の周りにあるベンチで少し座って休憩です。
日本にいる家族にLINEを送ったり、メールチェックをしたりしました。
メールチェックすると、ファンサイトで連絡をとりあったことのある韓国人から、メールがきていました。
「私、今日のミュージカルに行くことにしました!もしも時間があるなら、昼間に観光ガイドしますよ?お時間ありますか?」
といった内容でした。
そのとき、時刻は1時になっていました。
うわ~~、だいぶ前にきていたメールだ!
「ごめんなさい~!今気づきました、私は今からなら時間ありますけど、大丈夫ですか?カカオで連絡とりましょうか?」と返信
すると、すぐに返信がきました。
「すみません、私はカカオをやってないんです、もしもできるなら、詳しく話すため、電話をかけてくれますか?
そのへんを歩いている韓国人に、電話をかしてもらってください。韓国人ならすぐに貸してくれます」
とのこと(笑)
ええええ~。。
そういえばドラマとかでもそういうシーン見たことあるけど、、
日本人としては、知らない人にスマホ借りるのって抵抗あるなあ。。
だいたい、ここは観光地誰が韓国人かわからない><
中国人が多そう。。
そうだ、とりあえず、公衆電話を探そう!と建物のある方に向かうことにしました。
割と近くに、美術館のような建物がありました
『国立民俗博物館』だそうです。
(白いワンピが流行?)
受付の人に
「あの~公衆電話ありますか?」と聞きます(韓国語)
すると、なんの躊躇もなく、横にある事務用電話を取り出し
「どうぞ、使ってください^^」と言って外線ボタンを押してくれました
アリなんだ・・・(笑)
そして、メールに書いてあった番号に電話をかけます。
よく考えれば、私が韓国の普通の人に電話をかけるのは初めてです
(チケット買う時にインターパークに死ぬ思いで電話したことがあるだけ)
でも、不思議と全く抵抗なく平気でした。成長したもんだね。
すぐに電話はつながりました。
「ヨボセヨ~私○○(HN)です!」
「コンニチワ~電話ありがとうございます。今どこにいらっしゃるんですか?」
「私は今、キョンボックンにいます。」
「今日は時間ありますか?」
「はい、予定はありません」
「じゃあ、私もこれから向かいますので、景化駅の2番出口に3時でどうですか?」
「大丈夫です、それでは、景化駅に3時に。」
「じゃあまた~」
スムーズに意思疎通ができました。
完璧やな(笑)
受付のお姉さんに、電話のお礼を言って、博物館をあとにしました。
待ち合わせ時間まで、あと2時間ありますが、景福宮を後にすることとします。
現在と過去が交差する空間
こんな感じでまわりました、一人でとぼとぼ歩いても十分1時間半かかりました。