2014年02月14日
不発だった出待ちが終わったのが10時半頃でした。コンサートの割には早めに終わったようです。
12時を回ったこともありましたからね。
「あんまり遅いと嫌がられるからこれからは早くやめることにしたんです」と歌手さんが言っていました。
ファンとしては遅くなったってかまわないんですけどね。。
一人とぼとぼと、城南アートセンターの坂を下りてまっすぐ、地下鉄『二梅(イメ)駅』に歩きます。
私自身は一人といっても、他に出待ちをしていたと思われるグループが何人か同じ方向に歩いていくので、治安に不安な感じはありませんでした。
前の人たちについていきます。どうやら同じく駅に入るようです。
駅も結構距離があります。
アートセンターオペラハウスの前からここまで、10分くらいですね。
さてここで困ったことがあります。
地下鉄の駅は行先によってホームが分かれています。1番線と2番線のどちらに乗っていいかがわかりません。
「1」と書いてある一番のところに、서현(ソヒョン=書峴)と書いてあるのですが、電車の電光掲示は終点が書いてあるので、本当にその電車に乗っていいのかがわかりません。
しかし駅員さんの姿がありません。
間違えたら夜も遅いしとても不安になります。
私は思い切って、前を歩いていた女性三人組のグループに話しかけました。
「チョ~、、、ソヒョンヨグ カゴシプンデー、、オディソタミョンデヨ?」
(あの、ソヒョン駅に行きたいのですが、どこで乗ればいいですか?)
すると
「あ~、そひょんよ?ヨギエヨヨギ」と、一番線を指してくれました。どうやらここで乗れる電車ならどれでもよいようです。
「カムサハムニダ~」とお礼をいって、彼女たちは同じホームの中に交通カードを使って入っていきました。
私はまだ交通カードを持っていませんので、切符を買わなければなりません。初挑戦です。
切符売り場はすぐにわかりました、タッチパネル式の自動販売機です。
画面には、「ハングル」「英語」「日本語」「中国語」の4言語が選べるようになっていました。
ここはチャレンジせず、安全に日本語を選びました(笑)
日本語なので迷うことなく切符を買うことができました。
現金で1350ウォンですが、切符は堅いカードででてきます、そのカード代のデポジットとして、500ウォン余分にとられます。
これは降りるときに返金されます。(後述)
交通カードで買うと1250ウォンとお得になるようですので、明日はカードを買いたいと思います。
ホームには結構人がいました。さっきの3人も奥のほうのベンチに座っているようです。
ソヒョン駅は二梅駅の次です。この表示で確信できてほっとしました。
日本でもよく間違える自分なので。。
異様なのは、ホームにガスマスクが配備されているところです。
北朝鮮との有事に備えてでしょうか、それともテロ対策でしょうか。
日本には、ないですよね?
しかし数がそんなに多くない気がします。本当に必要になった時に果たして足りるのでしょうか。。
日本と同じく、「まもなく列車がまいります」の表示がわかりやすく出ます。
次は수원(スウォン=水源)行きの列車のようです。
22時45分、列車に乗りました。
あまり日本の恥にならないように、控えめに写真をとりました。
地下鉄の路線が日本と同じようにドアの上に表示されています。
地下鉄の中の雰囲気はほぼ日本と同じです、みんなスマホをいじりながらじっと下をみています。
列車はそれほど混んではいませんでしたが、座れないほどには満席でした。
名古屋の地下鉄と似ています。
途切れてしまいましたが『二梅駅』の駅の字が、日本でいう旧漢字で表記された壁画タイルが印象的でした。
ソヒョンの駅につきました。次の駅なのでほんの2分ほどであっという間に到着です。
歩いて歩けない距離ではないかもしれませんが、やっぱり地下鉄に乗ったほうが安心です。
ソヒョン駅はゲートがついていて、二梅よりもだいぶ大きい駅です。
ホーム全体がずっと壁になっています。安全対策万全ですね。
遅い時間ですが人も結構います。
ホールはがらんとしていて店のようなものはありません。
出口のゲートです。ドラマで主人公なんかがここをひょいっと飛び越えるシーンをよく見るのですが、ああいうシーンを流しても問題ないのでしょうか(笑)
デポジットは返金されますが、黙っていてもお金が返ってくるわけではなく、機械をとおして初めて返金されます。
忘れそうでしたが、忘れずに返金処理を行うことができました。
出口のところにこのような機械があるので
ただ1のところにカードをいれればコインが帰ってきます。簡単です。
ソヒョン駅を出て、10時50分、駅周辺でちょっと遅めの夕食をとってからホテルに帰ろうと思います。