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WordPressブロックエディタで『引用』を表現する方法

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WordPressのブロックエディタを使って、よそのサイトの文章や本の引用をするときの方法です。

『引用』とわかるようにする必要性

著作権とは

世の中の著作物には、全て著作権者がいます。著作物とは、文章や画像、動画など、人の手で生み出されたものをいいます。

著作権は、世に放たれた時点で自動的に発生するもので、どこかに届け出る必要はありません。

あなたが書いたブログの文章も、れっきとした著作物で、他人が勝手に使用することはできません。それと同時に、他人の著作物を勝手に利用することはできません。

正し、著作権フリーなど、権利者が『自由に使っていいですよ』と許可してくれているものは自由に使っても構いません。

著作権は、著作者の死後70年で期限が切れますので、それ以前のものは自由に使う事が出来ます。→青空文庫の文章は自由に使えます

引用とは

法律上は以下のようになっています。

自分の著作物の中に他人の著作物を引用することは、著作権侵害にならない。典型的な例が他人の論文の一部を引用して、これを批判するような場合である。ただし、引用が許されているのは、①公正な慣習に合致し、かつ②報道・批評等の引用の目的上正当な範囲内のものに限られる。

著作権法32条

法的解釈には暗いですが、例えばブログ記事を書く場合、その記事の中で引用する必然性があること、そして適切な範囲を引用すべきといったことでしょうか。

自分の書いた文章が主であり、引用部分は自分が書いた分量より少ないことも必要だと思います。

そして、ブログを書く際に大切なのは、引用を引用として明確に区別できること、そして著作権者の明記だと思います。

WordPressの引用ブロック

引用を引用として明確に区別し、著作権者を明記するために、便利な『引用ブロック』というものがあります。

『(+)ブロックの追加』の『一般ブロック』の中にあります。表示される位置はそのときによって変わりますのでお探しください。

引用ブロックを選択したら

編集画面が出ますので、カーソルの位置に引用をコピペ、または入力し、
その下の『引用元の入力』に著作権者などの情報を入れます。

リンクもできますので、リンク元がある場合は設定しましょう。

正に先ほど、著作権法を表示する時に使ったのが引用↓です。

自分の著作物の中に他人の著作物を引用することは、著作権侵害にならない。典型的な例が他人の論文の一部を引用して、これを批判するような場合である。ただし、引用が許されているのは、①公正な慣習に合致し、かつ②報道・批評等の引用の目的上正当な範囲内のものに限られる。

著作権法32条

尚、引用のデザインは、お使いのテーマによって異なります。

段落から引用に変換するには

通常の段落ボックス(¶)から引用に変更するの簡単です。

ブロックを選択すると上部に出てくるボタン、一番左上のところ ¶ をクリックすると、リサイクルマークのようなマークが出てきます。その中から引用ブロックを選択すると変換できます。

本の感想文を書くときに引用して良いのか

本の感想文を書きたいんですが、本の目次や内容をブログに書いてもいいんですか?

このようなご質問をいただきました。答えはYes、OKです。

ただし、内容を書き写すのは、必要最小限にとどめておきましょう。

また、ネタバレになって記事を読んだ方の購買欲を低下させる(「内容わかったから、買わなくていいやー」という)ようなことは業務妨害になるので書かないように。

そして、本の紹介なら、本を売っているサイト(Amazon)などにリンクをしてあげるといいですね。もちろんアフィリエイトしたっていいんです。

流行語は著作物?

るフレーズみたいなのも著作権があるから引用で囲わないとだめ?
たとえばIKKOさんの『どんだけー』とか

ですか?そこまでは必要ないんじゃないかなー。(そして例えが古い😅)
(しかもどんだけーはIKKOさん発祥じゃないという・・・)

これは弁護士でも解釈が分かれることがあるようです。その流行語が商標登録されている場合は問題になることも。(『断〇離』なんかは係争になる例です)

基本的には、流行語は一般的に普及している共通語のようなものであり、誰が起源なのかも明確な場合が多いので、それを使って商売するとかでなければ、特段引用を明記したりしなくても大きな問題にならないことがほとんどではないかと思います。(はっきりとしたことはいえません)

ケースバイケースですね。

きちんと引用して、安心してブログを書こう

著作権は難しいですが、私達は最大限、マナーを守って、著作権者の権利を侵害しないように 、有難く引用させていただきましょう。インターネットには『リンク』という最大級のツールがあるので、積極的に利用しましょう。

引用するときは、Wordpressの引用ブロックを使うと、はっきりと引用と明示できるので安心です。

ぜひ、使いこなしてください!