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WordPressの『テーマ(デザイン)』について

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WordPressは、デザインを変更できる『テーマ』と言う機能があります。

デザインを一瞬で変更可能

その昔、HTMLで一枚一枚ページを作成していたとき、一度作ってしまったサイトのデザインを変更することは非常に困難でした。

2000年頃、CMSが誕生し『テーマ』や『デザインテンプレート』などを変更することによって、ウェブサイトの内容(記事など)はそのままに、一瞬にして見た目を変更できるのは画期的な発明でした。

また、デザインが出来ない素人でも、プロが手がけた洒落たデザインを、一瞬で適用できるということは本当に素晴らしい事です。

WordPressは他のCMSに比べ、その『デザインテーマの変更』が、より一層簡単にできたことにより、さらに人気が拡大したのは間違いありません。

記事はそのままでデザイン変更可能

『テーマ』という名称について
見た目のデザインを変更する『着せ替え』機能について、CMSやブログによって『テーマ』、『デザイン』、『スキン』、『テンプレート』など様々な名称で呼ばれています。
WordPressでは『theme (テーマ)』と呼ばれています。
『テーマ』という単語自体にはさまざまな意味合いを持ちますので、何のことを指して言っているのか、常に理解する必要がありますね。

無数にあるWordpressのテーマ

ネットで『Wordpress テーマ』等と検索すると、無数に結果が出てきます。

きっと好きなデザインが見つかるはずです。
ありすぎて、どれにしていいか迷うくらいだと思います。

ホームページを作るなら、テーマを最大限活用しよう

ホームページを作るとなると、まずはデザインを考えて・・といった作業から入る方が多いと思います。

ホームページは『ホーム』と言う通り、『家』を建てることに非常によく似ています。

「自分の家が欲しい!」と思った方が、「建築学部に入って建築学を学んで・・・」「森に行って家の材料の木を切りに行こう」「鉄骨の種類は・・・」というところから始めることは少ないと思います。

(まれに、マニアの方がいらっしゃるかもしれませんが)

同じように、ホームページを作る際も「まずオリジナルのデザインをして、、」「コードを学んで、、」といったところから始める必要はありません。

一番重要なのは、ホームページを見せたい相手(ショップのお客さんなど)に出来るだけ早く情報が届くように仕上げることです。

ですのでデザインは既製品から良いものを見繕い、そこに記事・写真をあてはめていくほうが効率が良いのです。

『建築家』ではなく、『インテリアコーディネイター』になりましょう。
居抜きの物件でお店を開くような感覚に似ていますね。

そして、少しHTMLやCSS(スタイルシート)、PHPやJavascriptのコードが分かってくると、かゆいところに手が届く『DIY』ができるようになります。

無料テーマと有料テーマ

WordPressのテーマには、無料のものと有料のものがあります。
有料なものも、数千円と安価なものから数万円と高価なものまでさまざまです。

無料のテーマは、製作者へのリンクが入っていたり(GPLフリーソフトの規約上、コードをいじってリンクを外すことは可能です)

無料利用の場合は機能が制限されていて、お金を払うと豊富な機能が使えるようになるものもあります。

有料のテーマの金額は、高ければ高いほどよいというわけでもありません。

概して有料テーマのほうが高機能でデザイン性良い傾向もありますが、初心者のうちは何をもって良いのかが見極めが難しいものです。

まずは、無料のテーマである程度操作に慣れ、Wordpressのテーマの諸事情がわかるようになってから、有料テーマを検討してみるのがおすすめです。

無料でも相当の機能をもっている場合がありますので、それで十分な場合も多々あります。

海外テーマか国産テーマか

WordPressのテーマを探すと、圧倒的に数が多いのが、海外テーマです。
世界中のデザイナーが素晴らしいテーマを制作しています。

美しい海外テーマ

海外テーマは、たとえばデザイナーに依頼すれば、数十万、百万は下らないような豪華で高機能なデザインテーマが、数十ドル(1万円以下)の安価で販売されています。
ただし、海外テーマは英語を主とするアルファベットを使用する前提でデザインされていますので、日本語にすると、「あれ?」と思うことも多々あります。

説明書等も全て英語なので、それなりの英語理解力が必要になってきます。とはいえ、専門用語は英語のまま日本で使われているものも多いので、それほど高度な英語力は必要としません。

また、CSS(スタイルシート)などが理解できて、自分で文字の大きさや配置などを微調整できる技術があれば、海外テーマで日本語を使っても綺麗に表示することが可能です。

CSSは多少勉強しないとなりませんが、Wordpressの場合、覚えることは意外と限られていて、そこまで難しいことはありません。

ただし、初心者の方は、あまりデザインで苦労しないほうが良いです。
ささっとテーマを設定して、記事を書くことに集中したい場合、日本人が作った国産無料テーマを使うのが気楽かもしれません。

公式テーマか個人テーマか

WordPressは公式でも毎年テーマを発表しています。
公式テーマはWordpressの最新技術が使われていて、まめにバグ修正などのアップデートがされていて信頼できます。

個人(または企業)が作るテーマは、アップデート等の保証は一切ありません。
企業が営利のために作っているテーマは、販売時の規約どおりにアップデートされる場合がありますが(してくれないものもあります)

個人が作る無料テーマは、ほぼボランティアで作られていますので、いつなんどき、提供が終わるかわかりません。
作るのがいやになったり、個人の方に万一のことがあるかもわかりません。

WordPressや、データベース・PHP(使用プログラミング言語)がアップデートしたり、セキュリティホール(プログラムの欠陥)が見つかった時も、修正されないとウイルス感染等の危険にさらされることになります。

そういったリスクも承知の上で、いざとなったらテーマは乗り換える覚悟で使用されることが大切です。

信頼できない場所からはダウンロードしない

フリーソフト等と同様、Wordpressのテーマもプログラムでできている関係上、ウイルスを紛れ込ませて悪意でばらまいている人間がいないとも限りません。(実際に存在しました)
ですので、無料テーマが配布されていても、その信頼性を十分調査した上で使用してください。

WordPress.org テーマディレクトリ

WordPress.org で配布されているテーマは、チェックがほどこされていますので大丈夫です。

WordPress テーマ | WordPress.org 日本語
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